2014koho07
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文字を見やすくしました本文にモリサワユニバーサルフォントを使用しています。さらに詳しい取材記は市公式ホームページでご覧になれます。温故知新庄!?故きを温ねて新庄を知る0かむてん奮闘記平成26年7月9日号(No.679) ■編集・発行/新庄市 総務課 〒996–8501 新庄市沖の町10–37 TEL.0233–22–2111 ■制作・印刷/共栄印刷株式会社 14、000部発行広報07 八向楯が、国の文化審議会において「おくのほそ道の風景地 本合海」として国指定名勝に答申された。 国道四十七号本合海大橋のあたりから見える白い崖が八向楯跡であり、崖の中腹には赤い社の矢向神社がある。八向城主、合あいかい海志しまのかみ摩守の白米城伝説は、清水大蔵との戦いでの落城悲話として、今でも語継がれている。 矢向神社は貞じょうがん観七年(八六五)に従五位下の官社に指定された古い歴史と由緒ある神社で、源義経が平泉に逃げる途中に舟から参拝し、近くに上陸したといわれ、新田川が最上川に合流する地点に「義経・弁慶上陸の地」の記念碑がある。義経の跡を訪ねた松尾芭蕉は元禄二年六月、本合海から舟で下るが、矢向神社の直下を通った時に何を思っただろうか。 八向楯周辺には、歌・句碑が七基ある。すべて最上川や本合海を詠んだもので、松尾芭蕉や黛まゆずみまどかなどの作品を散策しながら楽しむことができる。最上川新航路就航 最上川舟下りに、本合海から出発する新航路ができたんじゃ。その昔、松尾芭蕉と曾良が乗船したその場所から、最上川を下ることができるようになったんじゃよ。 国指定の名勝(めいしょう)にも答申された素晴らしい景色といっしょに、ぜひ芭蕉気分を味わってほしんじゃ。かむてん奮闘記検索新庄市ホームページで詳しい情報がご覧になれます八向楯界かい隈わいを温たずねる名勝八向楯周辺 ㊧芭蕉・曾良の陶像 ㊨矢向神社の鳥居※最上峡芭蕉ライン観光株式会社の指導のもと、安全に配慮したうえで撮影を行いました。

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