2014koho08
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16応募のきっかけは? 都会は最先端の物事が多く、競争率も高いので、刺激的で磨かれる部分もあります。しかし、流行り廃りも早く、そんな「使い捨て感」にどことなく疑問を抱くようになりました。「もっと未来に残していかなければならない物がある」との思いから、食や農の視点で地域の活性化に貢献したいと、協力隊に応募するに至りました。意気込みをお聞かせください! 東京にいた頃、新庄出身の仲間で集まることもありましたが、皆口々に言うのは新庄への「誇り」です。それは新庄まつりや豊かな自然、人の温かさなのかもしれません。よく地域資源の掘り起こしと言いますが、既に新庄にはたくさんの資源があると思っています。故きを温ね新しきを知るが如く、地域の方々と協力し合いながら、新庄を都市や世界にアピールしていきたいです。 新庄人が新庄を好きでなければ、観光客も決して笑顔になれないはずです。そんな思いを次世代に繋げていけるように、「使い捨て」ではない物を形作っていければと思います。市民の皆さんにひとことお願いします! 市内や最上郡内のイベントや地域資源となり得る場所に、よく出没すると思いますので、見かけたら気軽に、叱咤・激励・助言をいただければと思います。一緒に新庄を盛り上げましょう!よろしくお願いします。①最上伝承野菜を調理②神室山登山に挑戦③山頂の景色を堪能④キトキトマルシェのスタッフとして参加新庄市地域おこし協力隊に就任 地域おこし協力隊は、総務省が地域活性化を目的に制度化している事業です。地方自治体が、地域おこしなどに興味のある都市部の住民を公募し、協力隊員として委嘱。隊員はその地域に移住し、地域おこし活動などに従事しながら、その地への定住を目指します。  最上郡内には現在、各町村合わせて13人の協力隊員が活動しており、新庄市でも、今年からこの制度を活用します。募集する業務は「都市×田舎交流促進事業」と「6次産業化推進事業」。このうち、商工観光課が所管する前者の事業に取り組む隊員が、7月1日より活動を開始しています。「都市×田舎交流促進事業」景観や歴史、特産品など、地域の魅力ある素材を都市住民に発信しながら、交流人口の拡大、農村における交流ビジネスの育成をめざします。MISSION商工観光課所属 渡 邊 歩1982年新庄生まれ新庄育ち。高校までを新庄で過ごし上京。調理師免許やナチュラルフードコーディネーターの資格取得。都内のレストランでシェフを務める。PROFILE①②③④

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