2014koho09
16/20

16▪1人あたりの医療費が急激に伸びています! 被保険者が医療機関の窓口で支払う一部負担金を含めた、平成25年度の一人あたり医療費は、前年度より30,178円の増となる309,549円となっており、10.8%も伸びています。そのため、被保険者数は減少しているものの、医療費は増加する逆転現象が起こっています。 一般に医療費が増える原因は、長期治療を要する慢性疾患の増加、医学の進歩や高度化が挙げられます。今後も増えていくことが予想されますが、一人一人の心がけでその上昇を抑えることもできます。▪厳しい財政状況が続いています 平成24年度に国保税の税率改正を行いましたが、依然厳しい状況が続いています。形式収支では2億126万円の黒字でしたが、前年度繰越金、他の会計からの繰入金を除く実質収支では4,696万円の赤字です。歳出で特に目立つのが、保険給付費が5.68%も上昇していることです。前述のとおり一人当たり医療費が伸びているのです。 今後とも医療費の伸びを注視しながら財政運営に努めていきます。 なおこの決算については、9月定例市議会で審議されることになっています。▪医療費の適正化にご協力を ご自身の医療費を知っていただくための医療費通知、またジェネリック医薬品の利用促進の通知をお送りしております。 届いた際はぜひ、内容を確認して下さい。1.栄養・運動・休養をバランスよくとりましょう。2.かかりつけ医を持ちましょう。3.休日・夜間の受診は、新庄市夜間休日診療所を利用しましょう。4.重複受診はやめましょう。5.ジェネリック医薬品の利用について、医師に相談してみましょう。6.疾患の早期発見のために、年に1 回は健診を受診し、 健康管理に役立てましょう。◎健康課国保医療室☎内線512平成25年度国民健康保険の運営状況国民健康保険は、被保険者が納める税と、国や県などの財政支援により運営されています。医療給付が増えれば、それだけ運営も厳しさを増します。医療費の節減に、ぜひご協力をお願いします。一人あたりの医療費の推移歳入総額44億784万円歳出総額42億658万円医療費の節減にご協力ください24平成23年度平成24年度平成25年度262830(万円)309,549円279,371円268,683円そのほか 991万円保険給付費272,670万円後期高齢者支援金58,363万円基金積立金 3,000万円総務費ほか 8,147万円国民健康保険税109,954万円国庫支出金111,041万円前期高齢者交付金62,186万円共同事業交付金56,545万円一般会計繰入金 32,961万円療養給付費交付金28,955万円県支出金24,344万円前年度繰越金13,807万円共同事業拠出金47,227万円介護給付金27,955万円保健事業費 3,296万円そのほか 991万円保険給付費272,670万円後期高齢者支援金58,363万円基金積立金 3,000万円総務費ほか 8,147万円国民健康保険税109,954万円国庫支出金111,041万円前期高齢者交付金62,186万円共同事業交付金56,545万円一般会計繰入金 32,961万円療養給付費交付金28,955万円県支出金24,344万円前年度繰越金13,807万円共同事業拠出金47,227万円介護給付金27,955万円保健事業費 3,296万円

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 16

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です