2014koho09
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文字を見やすくしました本文にモリサワユニバーサルフォントを使用しています。さらに詳しい取材記は市公式ホームページでご覧になれます。温故知新庄!?故きを温ねて新庄を知る0かむてん奮闘記平成26年9月9日号(No.681) ■編集・発行/新庄市 総務課 〒996–8501 新庄市沖の町10–37 TEL.0233–22–2111 ■制作・印刷/共栄印刷株式会社 14、000部発行広報09 市内の石仏などの中でお地蔵さまの数が一番多い。お地蔵さまは、村外れで人々の災いを防いでくれたり、子どもを見守ってくれるなど親しみやすい存在だからだろう。 「本合海・積雲寺の地蔵」は、最上川から網で拾い上げられた木製の地蔵で、寺の本尊となっている。子ども達が川で泳いでいるときは、いつも川端に立ち見守っている。「福田・福田院の地蔵」は、近くにあった福田原刑場で刑場の露と消えた罪人の霊を慰めている。身の丈二メートルもある市内最大級のお地蔵様だ。「休場の地蔵」は、新しい着物を着せてあげると子どもの病気を治してくれると言われている。また、彼岸に小豆餅を食べさせるので、口元が黒く汚れている。「上金沢町・接引寺のまかどの地蔵」にも飢饉で亡くなった人々を供養するために、彼岸に墓参りする人々があんこのついたぼた餅を食べさせる風習があり、こちらも口元がいつも汚れている。新庄のお地蔵様 お地蔵様は、地域の守り神として、今でも市内に多数存在しとるんじゃ。 昔っから子どもたちを見守ってきてくれたお地蔵様たちの中でも、有名なところを今月と来月で紹介していこうと思うんじゃ。かむてん奮闘記検索八大地蔵巡り〜南部編〜㊤福田・福田院の地蔵㊧本合海・積雲寺の地蔵㊥休場の地蔵㊨上金沢町・接引寺のまかどの地蔵

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