2014koho10
2/20

陸羽西線100周年 今年で100周年を迎えた陸羽西線。今年は山形DCの年でもあり、キャンペーン最終日に合わせて「SL山形日和。陸羽西線号」「SL陸羽西線100周年号」が運行されました。奥羽本線の新庄駅が明治36年6月に開設され、その後、陸羽西線は大正3年、陸羽東線が大正6年に開通し、まさしく鉄道が交わる交通の要衝となりました。陸羽東西線開通前は、新庄市史(第四巻新庄駅開設)によれば、「庄内地方の羽越本線が開通していなかったので、新庄駅は、最上地方はもとより、庄内地方までを含む人や物の流れの重要な拠点となった。庄内地方に至る旅客は、新庄駅で下車、ここから人力車・馬車に乗って本合海に行き、さらに舟で最上川を下り、清川や酒田に至った。肥料・機械の貨物も同様で、このため新庄駅と本合海の間は夜でも人や車が絶えることがなかった」ということですが、人と物の流れは、陸羽東西線開通後も変わらず、長く交通の要衝となってきました 新庄駅の開設は、今の新庄の原点です。当時、町が一変し、大きなにぎわいと近代化が進んだと言われています。そしてそこには、元気なまちづくりのヒントがあります。「交通の要衝」の特性をぜひ生かしていきたいと思います。28月末現在の新庄人(38,234人)世帯数 13,727世帯(13,725世帯)男17,945人(18,119人)出 生35人(24人)死 亡34人(26人)転 入59人(69人)転 出68人(91人)女19,866人(20,115人)8月の異動※住民基本台帳法の改正で外国人を含む人口集計になりました。( )は1年前の日本人+外国人の数です。新庄SL陸羽西線100周年号到着表紙の写真目次◎CONTENTS特集◎交通の要衝 新庄の未来交通の要衝から交流の要衝へ……………………4地域で取り組む6次産業化をめざして……………………6新庄市地域子育て支援センター……………………8効率的な行政運営をめざして……………………10まちとぴ…………………12地元素材 de クッキング !…………………14課外授業のススメ !…………………15いきいき仕事人! /司書NAVI……………………16お知らせプラス…………………17おしらせ……………………18温故知新庄!?……………………20広報10 2014 SHINJO PUBLIC RELATIONS NO.682市長コラム 市長コラムでも紹介していますが、陸羽西線が開業100周年を迎え、これを記念する「SL陸羽西線100周年号」が9月14日㈰に運行されました。そして、酒田方面からの乗客を乗せ、鉄道ファンをはじめとする多くの人たちが見守る中、新庄駅に到着しました。 日常生活の足として、また地域経済を支える存在として活躍してきた陸羽西線をはじめとする鉄道。100年前とは社会が大きく様変わりした今、新たな役割を果たすべく、次の100年に向けて出発しています。▲前日13日㈯には「SL山形日和。陸羽西線号」が運行。「100周年号」とはヘッドマークが違います。▲SL運行前の火入れ式(JR新庄駅)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 2

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です