2014koho12
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文字を見やすくしました本文にモリサワユニバーサルフォントを使用しています。さらに詳しい取材記は市公式ホームページでご覧になれます。温故知新庄!?故きを温ねて新庄を知る0かむてん奮闘記平成26年12月9日号(No.684) ■編集・発行/新庄市 総務課 〒996–8501 新庄市沖の町10–37 TEL.0233–22–2111 ■制作・印刷/共栄印刷株式会社 14、000部発行広報12 萩野本村の清光院前通りは、萩野古道を思わせる雰囲気がある。厳密に言えばその通りは、古代の道ではないが、東山から萩野を通って金山に抜ける道はかつて古道であった。 本村のはずれに大同元年(801年)に勧かんじょう請された石いするぎ動神社がある。石動神社は、石川県中能登町にある石動山を本山とし、北陸地方に多くある神社で、古代の萩野開拓と関係があるのかもしれない。境内には、県指定天然記念物の石動の親スギの巨木がある。 清光院は、神室山信仰が盛んなころ、宿坊だった常楽坊が里に降りたものといわれている。また、秋の彼岸の中日まつりで萩野鹿子踊が披露される宝積寺には、「エンブダゴン」と呼ばれる秘仏が伝わっているなど、古代・中世では表街道であった古道には、由緒ある寺社や伝統ある民俗芸能や昔話などが息づいている。近年では、星空が美しいことでも有名である。日本で2番目の星空 平成7年に環境省と(財)日本環境協会が実施した冬季の全国星空継続観察の結果、萩野小学校のグラウンドから見る星空は、日本で2番目の明るさということがわかったんじゃ。 豪雪地帯の新庄だからこそ、冬場に澄んだ空気になるのかもしれんのぅ。 寒い季節じゃけど、ちょっと足をとめて夜空を眺めてみてほしいもんじゃ。かむてん奮闘記検索萩野古道界かい隈わいを温たずねる▲石動神社の境内▲石動神社の親スギ

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