2015koho01s
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広報3▼SL山形日和。陸羽西線号運行▲皇太子さまが訪問(ふるさと歴史センター/10月13日) 新年あけましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、ますますご健勝にて新年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。 昨年は、「市制65周年」と大型観光キャンペーン「山形デスティネーションキャンペーン」の開催が重なりました。関連する各種催しが開かれた6月から9月までの観光客数が10%程増えるなど、多くのお客様に当市にお越しいただきました。皆さまにも各方面で多大なご協力を頂戴しました。誠にありがとうございました。新庄まつりも年々観光客が増え、ユネスコ無形文化遺産登録の期待も高まりつつあります。また今年は、新庄まつり260年という節目の年を迎えます。平日開催となりますが、一層盛り上がることができるよう、皆さまとともに準備を進めていきたいと考えています。 さて、師走選挙となった衆議院選挙では与党が安定多数を占めました。解散直前に、地方創生の実現を目的とする「まち・ひと・しごと創生法」が成立しました。当市は、第4次振興計画で、新庄市の将来像を「自然と共生 暮らしに活力 心豊かに笑顔輝くまち 新庄」と定めています。この言葉には、「活気ある地域、元気・笑顔」「安全・安心、快適な生活環境」「豊かな心、文化・人づくり」「自然との共生、循環型社会」の実現が、「(豊かな)暮らし・定住」につながるという意味が込められています。この振興計画の実現に向け、総合的な政策を展開し、元気なまち、誇れるまち、住民に優しいまちを目指していますが、地方創生はまさしくこの実践にほかなりません。国にもぜひ、法律施行を機に地方創生に向けた政策の着実な実行をお願いしたいものです。 ふるさと創生の第一歩は地元の良さを見つめ直すことから始まります。ふるさとの良さを住民が見つめ直し、共有することが大切です。「何も無い」が口癖の地域から、「これもある、あれもある」と視点を変えることが、まちの魅力を引き出しますし、住む者の誇りにもなります。最上地域観光協議会では、「ブナと巨木のもがみ回廊」をキャッチフレーズにキャンペーンを展開し、登山家の田部井淳子氏をお招きしてトレッキングツアーを実施しました。これは、自然と共生する地域ならではの取り組みと思います。ふるさとの良さを知り、大切に育みながら将来につなぐこと。それを外から見ると、地域の魅力、品格と映ります。品格は人をひきつけるキーワードです。そして、育むべきこの地域の「良さ」は、私たちが気付かないだけでたくさん眠っているはずです。みなさんとともに、それを探しながら、「笑顔輝くまち新庄」をつくりあげていきます。新庄まつり宵まつり(8月24日)▲皇太子さまが訪問(JR新庄駅/10月13日)01

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