2015koho03s
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の地域医療を圧迫するのではないかという心配もあります。医師や看護師の確保、医療機器や施設の充実をめざすことで、さらに安全安心へつながると思います。■佐藤敬子さん 在宅介護は女性が担うことが多く、連合婦人会活動を通じ、そのことを話す機会が多くあります。急な介護が必要になり、休暇を取ったり仕事をやめたりしなければならない現状もあるようで、大きな課題と思います。解決には、往診や訪問看護・訪問リハビリといった医療スタッフによる支援が考えられます。これらの充実は一つの自治体だけでは困難ですから、県立新庄病院を中心に、開業医も含めた医療圏の中で、診療科目ごとに連携を強化していただければと思います。 重度な介護状態となっても、住み慣れた地域で、人生の最期まで自分らしい暮らしを続けられるよう、医療・介護・生活支援が一体的に受けられる環境づくり、ともに支え合う体制づくりが必要ではないでしょうか。■樋渡真知子さん 昨年9月に出産。一人目の子どもなので分からないことばかりですが、周りの人たちに助けられながら日々を過ごしています。発熱が続いて県立新庄病院に入院したときには、先生や看護師さんにも大変お世話になりました。母親である私が一番励まされ支えていただきました。 こうした経験を振り返ると、いざという時に、近くに大きな入院施設や検査設備があることは、子育てをする上で大きな安心材料の一つです。私たちの「安心」を支える「医療」は生活の中に無くてはならないものです。医療従事者や入院施設のベット数の減少など、不安な話もよく耳にします。必要な時に必要な対応が受けられるよう、地域住民として、適切な利用を心がけたいと思います。■柿崎繁雄さん ほとんどの高齢者は、「すごい雪であっても、住み慣れたこの地で人生の最期を迎えられたら」と考えていると思います。こうして元気でいられるのには、診療所が比較的近くにあり、県立新庄病院がサポートしつつ、保健と福祉などの連携において努力をしていただいているおかげであると思っているところです。 高齢者が医療機関を利用するうえで最大の課題が交通の利便性と感じます。「自ら通院可能な公立の総合病院が身近にある」ことが、高齢者にとってどれだけ安心できることなのかをぜひ受け止め、検討を進めていただきたいと思います。住民の定住促進の観点からも、大きな要件の一つと考えます。■阿部コーディネーター このつどいを、単なるイベントとして終わらせるのではなく、私たちが日々考えて行動することが大切だと思います。それぞれの立場で、例えば「適正受診を心がける」など、自分のできるささやかな第1歩を踏み出すことが大事です。 今後も、地域医療について、皆さんとともにさらに考えていくことを提案したいと思います。※1 健康寿命…日常的に介護を必要とせず、自立した生活ができる期間※2 ♯8000…県が、午後7時~10時まで毎日行う小児救急電話相談。15歳以上を対象とした大人向け救急電話相談(♯8500)もある。詳しくは県のホームページをご覧ください。◎健康課健康推進室☎内線515(左)佐藤敬子さん(真室川町連合婦人会会長)(中)樋渡真知子さん(子育て世代代表/市内在住)(右)柿﨑繁雄さん(大蔵村老人クラブ会長)11広報03

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