2015koho04s
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  農業は本市の基幹産業として発展し、昔から市民生活と深い関わりをもってきました。 この貴重な地域の「食」と「食文化」を守り継承していくことこそ、地域の誇りとして重要であり、これらの資源を活用することは定住や雇用の拡大、交流人口の増加につながるものです。 市では、6次産業化を通して、地域の「農」と「食」の活性化を図り、地域の絆をもとに新たな価値を生み、育て、内外に発信し、農林水産業を起点とした魅力ある食産業群の形成を目指しています。来月号からは、そんな6次産業化に取り組む人や企業を紹介していきます。新庄市6次産業化3本の柱1.農業者自らが行う6次産業化2.農業者と製造業者、流通業者が連携して行う6次産業化3.地域農産物を地域で消費する地産地消新庄市地域おこし協力隊通信 vol.●❶ 高校まで新庄で過ごしていましたが、調理師免許やナチュラルフードコーディネーターの資格を取得して、都内のレストランでシェフをしていました。昨年7月着任し、田舎暮らしの魅力発信や、都市との交流を拡大する「都市×田舎交流促進事業」に従事しています。 茨城県日立市出身です。学生時代から東京や横浜で生活していたので、首都圏以外に住むのは初めてです。前職は外資系IT企業に勤務していましたが、昨年10月に地域おこし協力隊員として着任しました。 現在は、農産物の加工や流通を通して新庄の魅力を発信する「6次産業化推進事業」に従事しています。生産加工流通・販売販路拡大・消費喚起2次産業3次産業1次産業農産加工や直売 地域おこし協力隊は、総務省が行う地域活性化のための制度です。地方自治体が、地域おこしに関心のある都市圏の住民を対象に公募。委嘱を受けた隊員はその地域に移住し、地域おこしに従事します。新庄市では、4月1日現在3名の隊員が活動しています。このコーナーでは、隊員の活躍をシリーズで紹介します。  第1回目は、隊員の紹介と隊員が担う主な事業を紹介します。 東京都日野市生まれで、都内の広告会社でイベント企画やキャラクターデザインに携わっていました。父親は新庄市出身です。今年4月に着任し、かむてんによるPRと空店舗を活用した情報発信拠点を整備する「観光拠点整備事業」に従事しています。商工観光課所属渡邉 歩さん農林課所属大森 寿典さん商工観光課所属吉野 優美さん製造業者との連携地域の多様な主体との連携・協同による産業群の形成ワンツースリー1×2×3=6次産業奮闘中!16

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