2015koho06s
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16  カメラ店として営業していましたが、デジカメ時代の到来で写真プリント依頼が激減、経営の転換を考えていたそうです。そんな中、山歩きの趣味がこうじて、独自のルートで天然山菜の販売を始めたところ好評となり、塩蔵処理から加工品の販売を行うことになりました。暗室やスタジオを加工室や保管室に変え工夫して低コストでスタートしたとのことです。山菜きのこなどの加工販売新庄市地域おこし協力隊通信 vol.●❸ ラーメン大好き渡邊です。もちろんとりもつ入りで。 私は商工観光課で「都市×田舎交流促進事業」に従事していますが、皆さんが考える“都会と新庄をつなぐもの”とは何でしょうか。 グリーンツーリズムやふるさと納税、インバウンドや6次産業など、さまざまな施策が行われていますが、その成果を上げるためには、たくさんの労力や時間が必要になります。その中で私が出来ることは、小さな小さなことかもしれません。これといって目立ったものがない新庄で、イベントや華やかなピーアールでファンを増やすのも必要ですが、本当の意味で新庄を好きになってくれる人が増えてくれればいいなと思っています。そのためには、新庄人ひとりひとりが“新庄ってイイとこなんだぜ!”と声を上げることが大切だと思います。言わば“ひとりデスティネーションキャンペーン”ですね(笑)。 新庄には、当たり前すぎて気づかない魅力がまだまだたくさんあります。私は特に“食”の視点で、新庄の良い所を発信していこうと思っています。最近では、季節にあわせて旬の地元食材を使った料理を作り、ホームページやFacebookで全国に発信する活動もしています。簡単なレシピも出していますのでぜひ、チェックしてみてください。 これからも前職の経験を生かして“食”を切り口に「新庄」と「都市」をつなぎ、さらには「未来」へとつないでいくことができるよう、まい進していきたいと思っています。 kitokitomalche(キトキトマルシェ)などで見かけたら、気軽に声をかけてくださいね。■Facebook:新庄市地域おこし協力隊「Bene!」も随時更新 http://www.facebook.com/shinjo.kyouryokutai商工観光課所属渡邉 歩さん農林課所属大森 寿典さん商工観光課所属吉野 優美さんワンツースリー1×2×3=6次産業奮闘中! 思い立ったら行動に出ていました。お金をかけず、少しずつ試験しながら実践を始め、出会った人たちとの縁を大事にしていると得るものが多かったと振り返ります。助言を頂いたり、お手伝い頂いたりしながら少しずつ販路も増えてきました。 新緑のこの時期は生鮮山菜の販売で需要が多いので、卸・飲食・小売店など、お客様の希望に応えるのが大変です。年中食してもらえるように加工を始めましたが、最初は保存方法に苦労しました。今は、「オゾン殺菌」を紹介いただき活用しています。 今後も「天然」にこだわり、ひとつひとつお客さまとの信頼関係を構築していきたいと思っています。山の幸いがらし “山やまんちゅ人”五十嵐榮さん泰子さん(小田島町)最上地方のWEBマガジン「mog」http://moginfo.jp/新庄市地域おこし協力隊Facebook「Bene!」http://www.facebook.com/shinjo.kyouryokutai6次産業化に取り組む皆さんを毎月紹介します!

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