2015koho07s
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萩野学園の特徴③小学校の一部教科担任制 専門性の高い指導を早い段階から行うことで、学習の面白さや興味を高めながら、中学校の学習につなげることを目的に、5・6年生を中心に、一部教科担任制を導入しています。理科や体育、図画工作では、中学校の教員が授業を受け持ち、より専門性を生かした授業を行っています。外国語活動では、小学校の担任に加えて、中学校の教員がTT(※1)として参加し、連携を図りながら授業を進めています。また、小学校の教員が中学校の授業にTTとして参加し、複数体制で指導しています。※1 ティーム・ティーチングの略 で、2人以上の教職員が連携・協力 して授業を行う学習形態のことです。萩野学園の特徴④8・9年生の教科教室制 8・9年生の教室がある北側校舎3階には、「国語室」「社会室」「数学室」「英語室」の教科教室が設置されています。教科の特性を生か 本校の開校までには、時間をかけた地域の方々との議論がありました。多くのことを決めるために、地域の方々に話し合っていただきましたし、私たち教職員も数年前からカリキュラムについて検討し、さまざまな準備を進めてきました。 こうして誕生した本校は、「9年間のかかわりの中で、望を持ち、自らを高め、真摯にたくましく、生きぬく萩野の子どもを育てる」を基本目標とし、6歳から15歳までの子どもたちが同じ校舎に通う特徴的な学校です。努力を重ねながら自分の夢を追求していく子どもたちを、学校の特徴を生かしながら、9年間で育てていきます。また、本校の学区では、以前から地域が一体となって子どもたちを見守り育ててきました。こうした地域の力をお借りし、子どもたちが9年間の中で地域の良さを知り、将来的に地域を支える人材に育つよう教育活動を展開しています。これは、本校の大きな使命の一つと考えています。 本校では、4(前期)-3(中期)-2(後期)のブロック制において、発達段階に応じながら「ふるさと学習」に取り組んでいます。前期ブロックではふるさとを「知る」、中期地域に根ざした学校を目指して▲正面玄関を入ると、閉校となった3つの小学校と旧萩野中学校の思い出の品々が展示されています▲屋上に設置されたプールから望む神室連峰6

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