2015koho08s
16/20

商工観光課所属吉野 優美さん16 はじめまして。今年の7月より地域おこし協力隊として着任いたしました、渡邉悠樹と申します。 私に与えられた任務は、「都会に住む人たちに新規就農者として移住してもらうべく宣伝・支援をしていく」というものです。実感として、近年は農業への関心が社会的に高まりつつあるように思います。かくいう私自身も、農業にはとても興味をもっておりました。「食べる」ことは「生きる」ことです。私は、それを自分の体で実感したいと思いました。そして、農業がしっかりと生きている地域に移住することにしました。しかし、農業に関してはまったくの無知です。今は新庄市で運営している園芸実践塾「勇気塾」で農業の勉強をしています。あわせて、都市からの就農希望者をどう募り、どう支援していくかという問題にもこれから取り組んでいくつもりです。 課題の多い任務ですが、「自分になにが出来るのか」を見定めて、しっかり役目を果たしていきたいと思います。新庄市のみなさん、これからどうぞよろしくお願いいたします。  平成24年、山形県産地研究室が行った「国産ラズベリーの栽培体系確立事業」に参加し栽培を始めた農家などで「最上ラズベリー会」が設立されました。 昨年の販売量は約2トンで、まだまだ需要に応えきれていませんが、もっと栽培を増やしながら、一次加工処理を施した形態(ピューレ、果汁等)を開発し、需要を広げることと、独自にスイーツを加工開発し販売もしていきたいと語ります。国産ラズベリー最大の産地へ〜独自の販売手法での取り組み〜新庄市地域おこし協力隊通信 vol.●❺ワンツースリー1×2×3=6次産業奮闘中! 会員34名で老若男女が生産・集荷・販売・広報など、さまざまな役割を分担して結束しています。収穫・調整作業など手間がかかる分、軽い作業なので女性や高齢者も多くいます。 ホテルや飲食店の皆様に直接かかわることで、反応や要望がダイレクトに感じられることが出来ます。そして私たちのラズベリーをおいしそうに食べている消費者の姿を見るのは、最高の喜びです。また、取引先のみなさんに産地見学などで出向いていただき、私たちのラズベリーを知っていただく。そしてそれが消費者へと伝わっていくという形は、生産者としての喜びの原点と感じます。 このような連鎖が生まれる農産物をつくることが、6次産業化に取組む強みだと思っています。最上ラズベリー会(会長:箱山智浩さん)石川伸平さん 齋藤優子さんTEL/FAX:25-2754渡邉悠樹さん 昭和56年5月生まれ。千葉県流山市出身。前職は食肉卸業 ■Facebook:新庄市地域おこし協力隊「Bene!」も随時更新 http://www.facebook.com/shinjo.kyouryokutai6次産業化に取り組む皆さんを毎月紹介します!商工観光課所属渡邉 歩さん農林課所属大森 寿典さん農林課所属渡邉 悠樹さん商工観光課所属吉野 優美さん

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 16

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です