2015koho08s
20/20

文字を見やすくしました本文にモリサワユニバーサルフォントを使用しています。さらに詳しい取材記は市公式ホームページでご覧になれます。温故知新庄!?故きを温ねて新庄を知る0かむてん奮闘記平成27年8月10日号(No.692) ■編集・発行/新庄市 総務課 〒996–8501 新庄市沖の町10–37 TEL.0233–22–2111 ■制作・印刷/共栄印刷株式会社 13,800部発行広報08 昭和24年、群馬県岩宿でそれまでの常識を覆す大発見があり、旧石器遺跡発見ブームが起きた。ここ東山(横前)での調査は、その後の周辺遺跡の発見のきっかけとなり、新庄が後期旧石器時代の遺跡の宝庫として注目を浴びることになった。また、陣峰市民の森に行く途中の「おけさ堤」北側にある山は、清水城主の家老安食氏の館跡であり、上金沢町の円応寺は、安食氏の菩提寺で、元はこの近くにあったといわれている。 新庄東山焼は、江戸時代後期から続く伝統ある窯であり、民芸家柳宗悦が、日本一美しいと絶賛した「耳付き土鍋」などの生活雑器や海なまこ鼠色の釉ゆうやく薬などが特長で、初代から三代目までの作品は、市指定有形文化財になっている。この東山焼窯元の周辺は、市民の憩いの場で、「あじさいの杜」や遊歩道がある。また、東山総合運動公園としてスポーツ施設が集中して整備され、全国高校総体(昭和47年)や国体(平成4年)のバドミントン会場にもなっている。新庄東山焼 新庄の陶芸といったら新庄東山焼じゃ。 江戸時代から戸沢藩のお抱えとしてさまざまな陶芸品を納めとったそうじゃ。 わしも今回初めてろくろに挑戦させてもらったんじゃが、自慢の鼻があたりそうで、なかなか上手くできんかったのう。 でも、7代目から色々教わったので、次こそは立派な酒瓶をつくるんじゃ!かむてん検索東山丘陵界かい隈わいを温たずねる▲陣峰市民の森▲新庄東山焼工房▲ふるさと歴史センターに展示中の東山焼作品新庄東山焼住所:〒996-0002新庄市金沢1441-1電話:0233-22-3122営業時間:午前8時〜午後5時(体験は要予約) 

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 20

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です