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広報3Special Edition特集二六〇年目の心技体新庄まつり260年記念一子相伝 〜受け継がれるまつりの技〜08 今年、誕生から260年という節目を迎える新庄まつり。 文化庁は今年度、全国の重要無形文化財に指定されている33の「山・鉾・屋台」行事をユネスコ世界無形文化遺産に提案し、来年11月に審議が行われる見通しとなっています。日本全国に、そして世界に誇る私たちの「新庄まつり」は、これからも新庄に生きる人びとにとって誇りであるとともに、新庄の象徴として受け継がれていくことでしょう。 今回の特集タイトルとしている「心技体」とは、もともとスポーツの世界などでよく使われる言葉です。 しかし、新庄まつりという文化も、この「心技体」の言葉のごとく、まつりを愛する新庄人の「心」と、それを支えるさまざまな「技」、そして、過去の歴史から今まで、まつりに関わる全てが一「体」となって、260年という長い期間守り伝えられてきたものではないでしょうか。 今月は、この「技」について、山車や囃子、神輿渡御行列、鹿子踊など、それぞれに代々伝えられてきたさまざまな技術がありますが、その中でもまつり山車の華である人形について、一子相伝で代々その技を受け継いできた、人形師・能面師 野川家4代目 野川北山氏にお話しを伺ってきました。

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