2015koho09s
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16▪一人あたり医療費の伸び 被保険者が、医療機関の窓口で支払う一部負担金を含めた平成26年度の一人あたり医療費は、311,445円で前年度より幾分伸びています。 長期治療を要する慢性疾患の増加、医学の進歩や高度化のために医療費は伸びています。今後も増えていくことが予想されますが、一人一人の心がけでその上昇を抑えることができます。▪財政状況 上昇を続ける医療費に対応するために、平成26年度に国保税の税率改正を行いました。前年比で4.67%伸びています。 歳出においては、保険給付費が前年比5.48%減少しました。被保険者の減少に伴うものと考えられます。歳入から歳出を差し引いた形式収支では、2億2,381万円の黒字でした。今後とも医療費の変動を注視しながら、財政運営に努めます。 なおこの決算については、9月定例会で審議されることになっています。▪医療費の適正化 ご自身の医療費を知っていただくための医療費通知、またジェネリック医薬品の利用促進の通知をお送りしています。届いた際はご覧いただき、ご自身の医療費にぜひ関心を持っていただきたいと思います。1.疾患の早期発見のために、年に一回は健診を受診し健康管理に役立てましょう。2.栄養・運動・休養をバランスよくとりましょう。3.かかりつけ医を持ちましょう。4.休日・夜間の受診は、新庄市夜間休日診療所を利用しましょう。5.重複受診はやめましょう。6.ジェネリック医薬品の利用について、医師に相談してみましょう。◎健康課国保医療室☎内線511平成26年度国民健康保険の運営状況国民健康保険は、被保険者が納める税と、国や県などの財政支援により運営されています。医療給付が増えれば、それだけ運営も厳しさを増します。医療費の節減に、ぜひご協力をお願いします。一人あたりの医療費の推移医療費の節減にご協力ください24平成25年度平成26年度262830(万円)311,445円309,549円平成24年度279,371円そのほか 1,273万円国民健康保険税115,089万円国庫支出金102,800万円前期高齢者交付金66,256万円共同事業交付金51,509万円一般会計繰入金 25,255万円療養給付費交付金22,989万円県支出金22,949万円前年度繰越金20,126万円保険給付費257,720万円後期高齢者支援金56,418万円基金積立金 5,000万円総務費ほか 8,947万円共同事業拠出金47,752万円介護給付金27,116万円保健事業費 2,912万円歳入総額42億8,246万円歳出総額40億5,865万円

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