2015koho10s
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商工観光課所属吉野 優美さん16 新庄市地域おこし協力隊通信 vol.●❼■Facebook:新庄市地域おこし協力隊「Bene!」も随時更新 http://www.facebook.com/shinjo.kyouryokutai だんだんと刈られてゆく金色の野を眺めながら季節の変化を感じている吉野です。 さて、8月16日に新庄市エコロジーガーデンの北側、産直「まゆの郷」近くに新しくCOMMUNE AOMUSHI(コミューンアオムシ)ができました。1階部分はカフェ(飲食)、2階はセレクトショップ(物販)とシェアブック(交換図書館)になっています。キトキトマルシェを開催していく中で広がった輪を、月に1度の機会ではなく、毎週何かの形でできないか?という声が上がり、エコロジーガーデン交流拡大プロジェクトの一環として手作りで整備を進めてきました。  私は2階セレクトショップの担当。セレクトとは選ぶこと。“暮らしに寄り添う選び方”をテーマとし、大量に作られ消費されてしまうものではなく、新庄・最上・山形を中心に、生活の中で自然と生まれてきたものを選び集めました。新庄東山焼き・亀綾織・真室川町の漆器・金山町のつる細工・舟形町の陶器・最上町のトマトジュース・乾燥させた最上ラズベリーのビン詰めなど、新庄・最上地域の工芸・民芸品・生活道具・農産加工品が中心。そのほか県内外でも同じような気持ちで作られているものや、その想いに共感できるものが並びます。 今後も地域との関係を深めていく中で商品数を増やし、時代と暮らしに寄り添うものづくりの提案や交流会などのイベントも企画していく予定です。 ここの最大の目的は、場所を中心とした「人と人との交流」。世代や性別を超え、誰かと会話する中で生まれる新しい価値観の共有です。 新庄市エコロジーガーデンの前進である蚕業試験場ができて80年。その歴史と共にこの先100年、200年と続いていけるような取り組みにしていきたいと思っています。これからも地域に暮らす皆さんと一緒に育てていければと思っています!新庄市十日町6000-1(新庄市エコロジーガーデン内)営業時間/11:00-15:00(土日のみ)COMMUNE AOMUSHI(コミューンアオムシ)Facebookhttp://www.facebook.com/Commune-Aomushi-687642881366076/ 私たちは、東京都北区の「生産地連携事業」を受けた新庄市のアンテナショップ運営からスタートし、その後も「地域の宝」である農産物やその加工品などを主に首都圏で販売している会社です。平成25年夏には、新庄・最上地域と首都圏の連携を深め、販路拡大を図ることを目的に、新庄に「合同会社新庄とまとプラス」を設立しました。市からの委託事業では、販路拡大支援は勿論のこと、首都圏の消費者の意見をフィードバックした商品開発などを柱に事業展開して行くセールスプロモーターを使命に活動しています。また、最上総合支庁や最上町村会からも事業を受託しています。 主な活動としては、物産市やインターネット販売などによる市産品の販売による事業者等への貢献、物産市等の顧客および卸販売商談先などから情報を得て伝えるブラッシュアップ、商談会等での販路開拓による新庄市産品への展開などです。 「消費者の求める商品を届ける」ということは、即ち「売れる商品が誕生する」ことであり、そのことを念頭に業務を行ってきました。首都圏の販売現場では、「量目が大すぎる」とか「どうやって食べるの?」などとお客さまによく聞かれます。地元と消費地とのミスマッチを解消することが重要だと思っていても、実はそのことが一番大変なことであると痛感させられています。 6次産業化とは異業種の技術と智恵の結集が必要であると言われる中、弊社はまだまだ力不足ではありますが、それを繋ぐ中間の組織として今後も活動できたらと願っております。合同会社 新庄とまとプラス新庄市沖の町28-1 第一ビル ☎32-13413次産業から支える6次産業化大消費地と生産地との“かけはし”ワンツースリー1×2×3=6次産業奮闘中!・中身が見えたほうがよい。・高級感を持たせたパッケージで▼旧新首都圏卸売業者や消費者の意見からブラッシュアップし新パッケージを提案6次産業化に取り組む皆さんを毎月紹介します!商工観光課所属渡邉 歩さん農林課所属大森 寿典さん農林課所属渡邉 悠樹さん商工観光課所属吉野 優美さん

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