2015koho10s
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しんじょう広報部こてんぐ隊がゆく 文字を見やすくしました本文にモリサワユニバーサルフォントを使用しています。平成27年10月9日号(No.694) ■編集・発行/新庄市 総務課 〒996–8501 新庄市沖の町10–37 TEL.0233–22–2111 ■制作・印刷/共栄印刷株式会社 13,800部発行広報10 今回は、新庄市長さんが住職を務める円満寺を取材しました。 名前がそのまま地区の名前になっている珍しいお寺で、住職さんと息子さんである副住職さんから、その長い歴史と共に色々とお話しを伺いました。 円満寺は、神社とお寺が一緒になった「神仏一体」のお寺で、お葬式のほかにも、交通安全とか厄除けの祈祷も行うそうです。 過去に何度か火事にあっているそうで、当時の建物とかは残っていないそうですが、奇跡的に無事だった不動明王が本堂に祀られています。 お話しの中でとても興味があったのが、本堂の隣にある歓喜天堂です。歓喜天とは、ガネーシャ神(ゾウの顔を持つ神様)に起源をもつ神様で、ご利益がありすぎて凄いんだそうです。 円満寺の歓喜天は珍しい男女抱擁仏なんだそうですが、その仏像は住職しか見ることが出来なくて、副住職さんもまだ見たことが無いんですって。 お彼岸とか以外で、普段お寺に来ることもなかったので、今回は色々と説明して頂きとても勉強になりました。円満寺とは 円満寺は、もともと秋田県大仙市の小杉山というところにあったそうです。そして、初代戸沢藩主の兄さんが住職になったこともあって、代々の藩主と一緒に、茨城県高萩市、そして新庄市へ移ってきました。 新庄の城下町を作るときに、鬼門の位置に円満寺を置く事になって、今の場所に建てられたんだそうです。 さらに詳しい取材記は市公式ホームページでご覧になれます。かむてん検索こてんぐ隊 チームONE!下妻楓(新庄南高校2年)・今田乃亜(新庄東高校1年)田中麻衣(新庄東高校1年)・今田せいな(神室産業高校1年)温故知新庄!?故きを温ねて新庄を知る0かむてん奮闘記Vol.❶ 円満寺を探る歓喜天堂です。ガネーシャ神が祀られていて凄いご利益があるそうです。仏像は住職さんしか見ることができないそうです。鬼門って北東の方角で、災いがある方角と言われてます。だから魔よけの意味でここに円満寺を建てたんだって。ここは御蔵稲荷(おくらいなり)とよばれています。ネズミ除けのご利益があるそうで、中には猫の絵が飾ってありました。

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