2015koho11s
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       おしらせ+プラス17広報 糖尿病患者数は今も拡大を続けており、2035年には5億9,190万人に達すると言われています。日本でも40歳以上の3人に1人が糖尿病またはその予備軍となっており、年間1万人以上の方が亡くなっています。 糖尿病は初期のうちは自覚症状が無いため、疑いがあってもそのまま治療を受けない方が多くいる現状があります。新庄市でも糖尿病が悪化した糖尿病性腎症による人工透析患者が増加していますが、同様の現状があるものと思われます。糖尿病は気づいた時にはかなり進行していることが多いのです。 世界糖尿病デーは、国際糖尿病連合などが中心となり、全世界で糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進するものです。この日は、世界各地のさまざまな施設などが、糖尿病予防のシンボルカラーである「ブルー」にライトアップされますが、山形県では文翔館と上山城がライトアップされるほか、ビックウイングで公開講座も開かれます。 皆さんも、まずは健診で自分の血糖値を確認し、早期発見・早期治療・生活習慣改善で健康寿命の延伸を目指しましょう。□高齢者はインフルエンザに特に用心! インフルエンザは感染力が非常に強く、高齢者や慢性疾患を持つ人は肺炎などの合併症を起こして重症化することがあります。●流行する前のワクチン接種が有効です 今秋から、インフルエンザワクチンは3価(A型2種、B型1種)から4価(A型2種、B型2種)ワクチンになりました。流行する前に予防接種を受けることで重症化を防ぐことができます。かかりつけ医に相談の上、接種してください。●高齢者のインフルエンザ予防接種に助成もあります■対象 65歳以上の人、60歳以上65歳未満で心臓や腎臓、呼吸器などに重い病気がある(身体障害者1級に準ずる)人■助成期間 平成28年1月31日まで■助成額 1,500円□高齢者肺炎球菌ワクチンの接種費用も助成しています 肺炎は日本における死亡原因の第3位。また、成人の肺炎の原因細菌として、肺炎球菌は頻度が高く、ワクチンによる予防が大切です。 この予防接種に関し、市では65歳以上の節目年齢の方を対象に、費用の一部を助成しています。■助成期間 平成28年3月31日まで■助成額 3,000円◎詳しくは、健康課健康推進室へ。☎内線516◦健康課からのお知らせ◦11月14日㈯は世界糖尿病デー糖尿病は世界の3億8,670万人が抱える病気です。世界で年間490万人以上、7秒に1人が関連する病で命を奪われています。11

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