2015koho11s
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2新庄東高創立50周年に思う 10月16日(金)、秋晴れの中、新庄東高等学校の創立50周年を記念する式典と、山形交響楽団の記念コンサートが市民文化会館で行われました。実行委員長が、式典でのあいさつで同校の歴史について触れ、「戦後のベビーブーム世代が高校進学期を迎えたとき、この地域の子どもは、郡内公立高校以外は汽車で山形方面へ通学しなければならず、家庭の経済負担は相当なものでした。新庄東高等学校は、そうした実情を解決するため、篤志家の高山四郎氏が多くの私財を投じて建学しました。開校当時は、ボールを打てば学校の窓ガラスが割れるというので防止の金網をつけたり、少し高くボールが上がると天井にぶつかってしまう運動場でしたが、今では立派な校舎やグランドが整備され、時の流れを感じます」とお話されました。 同校の衛生看護科は平成16年3月に閉科されましたが、卒業生は1,100名を数え、地域医療の支えとなってきました。閉科となったことで、郡内の看護師不足も顕著になっていることを考えると、改めて地域に根ざした学校であることを感じます。同時に、地域医療を支える人材を地域で育成する場の必要性も感じています。 今、県立新庄病院の改築に向けた検討が進められていますが、最上広域全体で看護師養成機関を設置するためにも、実習施設も取り入れてもらうよう要望して参ります。市長コラム29月末現在の新庄人(37,802人)世帯数 13,748世帯(13,745世帯)男17,728人(17,935人)出 生17人(25人)死 亡30人(26人)転 入67人(65人)転 出86人(69人)女19,567人(19,867人)9月の異動※住民基本台帳法の改正で外国人を含む人口集計になりました。( )は1年前の日本人+外国人の数です。表紙の写真目次◎CONTENTS特集◎就農のススメ新庄市若者園芸実践塾 勇気塾…………………4平成26年度一般会計等決算…………………6平成26年度水道事業決算…………………8平成26年度最上広域決算…………………8まちとぴ…………………10第6期介護保険事業計画スタート…………………12新庄市総合戦略…………………13連載…………………14〜16 課外授業のススメ !/にこにこ子育てQ&A しんじょう図書委員会/新庄市地域おこし協力隊通信 6次産業奮闘中!おしらせ+プラス………………………17おしらせ……………………18こてんぐ隊がゆく……………………20広報11 2015 SHINJO PUBLIC RELATIONS NO.695 平成7年、黒沢地区でパイプハウス6棟、塾生5人体制で産声を上げた新庄市若者園芸実践塾は、自治体が実践的農業研修を行うことや支援金制度があることなどが当時画期的な試みとされ、全国から注目されました。一時休止後、『勇気塾」としてエコロジーガーデンに生まれ変わった園芸塾。学校ではなかなか学べない、なりわいとしての農業を学ぶ場として、重要な役割を果たしています。▲勇気塾のトルコギキョウ(8月5日撮影)生なりわい業を学ぶ場勇気塾

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