2015koho11s
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▶勇気塾に入ろうと思ったきっかけはなんですか 高校卒業後、農業大学校に進みました。農大卒業後にすぐ就農する人もいますが、自分としては、一度実際の農業の現場を体験してみたいと考え、滋賀県の種苗会社が行っている研究農場付属の園芸専門学校に進みました。 ここで、知識だけでは農業は出来ないことを痛感し、新庄に戻ってから、実践的に経験することができる勇気塾に入塾しようと思いました。▶勇気塾での研修を通して感じたことはありますか それぞれやり方や考えが違うなかで共同作業を行うわけですが、皆で話し合いながら効率的な作業方法を検討することができたのは、とても勉強になりました。 今は、一人で作業をしているので、このやり方が良いのか悪いのかわかりませんが、共同で作業をする相手がいれば互いに指摘し合えますからね。あとは、単純に皆でわいわいやれるので、つらい作業も楽しくできました。▶今後の目標と新規就農者にアドバイスをお願いします 今は、冬場農作業ができないのでアルバイトをしていますが、年間を通して生産できる設備を整えたいと思っています。そしていつの日か、農業法人を立ち上げて、多くの人と共に農業をやれればと思っています。 新たに就農を目指す人へのアドバイスとしては、もし時間の余裕があるならば、学校卒業後にこういった場所で実際の農業を経験したほうがいいと思います。実学は、その後の人生に大きな実りとなるはずです。師匠と仲間ができること。  それが塾のいいところ勇気塾卒塾生インタビュー平成25年度卒塾生叶内 勇輔さん(升形)卒塾後、ハウスを3棟購入し、トマト農家として就農新規就農者支援制度青年就農給付金事業 この制度は、青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を支援するもので「準備型」と「経営開始型」の2種類があります。うち(準備型)の給付要件は「農業技術及び経営ノウハウの習得のための研修に専念する就農希望者を支援」とされており、都道府県が認めた研修機関・先進農家・先進農業法人で概ね1年以上(1,200時間以上)研修することが必要です。 勇気塾はこの「青年就農給付金(準備型)」を受けることのできる研修機関として認定されています。 研修終了後就農し、引き続き(経営開始型)の給付金を受けることもできます。適切な研修を行わなかったり、定められた期間内に就農しなかったりした場合などには返還義務が生じる場合もありますが、意欲のある就農希望者にとっては心強い支援制度となっています。平成28年度 勇気塾塾生募集 今回紹介してきた「勇気塾」では、来年度の塾生を募集しています。興味を持たれた方、農業を仕事としたい方、園芸作物に挑戦したい方、共に学んでみませんか?■募集要件 ①本市民で農業を志す原則18歳〜45歳の人 ②将来にわたり農業経営を目指す人(農家であることを問わない) ①20歳未満の人においては親の同意が得られる人■研修期間 28年4月〜29年3月末■研修内容 園芸作物(トルコギキョウなどの花き、野菜など)を主体とした栽培経営研修(週5日40時間)※研修支援金として月額10万円が支給されます。■募集期間 28年1月31日㈰■募集定員 おおむね5人◎詳しくは、農林課農村整備室へ。☎内線266

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