2015koho12s
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〈安全な入浴のポイント〉①こんな時の入浴は控えましょう。●体調が悪い時 ●飲酒後 ●食後30分~1時間以内 ●血圧降下剤、安定剤、睡眠薬服用後 ●早朝(シャワーだけにとどめましょう)②脱衣所・浴室の温度差に注意しましょう。暖房機で温度差を小さくするなどの工夫をしましょう。③熱いお湯は血圧を上昇させます。お湯の温度は41度以下にしましょう。④入浴すると発汗や利尿作用が活発になります。入浴前後には十分な水分補給をしましょう。⑤入浴前に足や腰などからかけ湯をし、体をお湯の温度に慣らしましょう。⑥あがる時はゆっくりと。急に立ち上がると血圧が低下し、たちくらみを起こしやすくなります。〈高齢の方などはこんなことも…〉 家族に一言かけてからお風呂に入ったり、逆に家族は頻繁に声がけをすることが大事です。また、浴槽のふたを目の前に置いて半身浴すると、もしもの時によりかかることができるほか、半身浴は心臓への負担を軽くします。県の事業を活用して、除雪作業を活用したトレーニングメニュー「除雪deエクササイズ」を昨年度開発した、スタイルハート(南本町)の富澤洋一さん(大阪府出身)にお話を伺いました。寒い冬でも楽しく!除雪deエクササイズ全貌はホームページで。「最上エンジョイスノーライフプロジェクト」で検索!▶▲アーケード雪下ろし終了後に仲間と記念撮影■富澤さんは大阪のご出身とのことですが、どうして新庄に?ー仙台で、フィットネスジムなどを運営する会社を起業し、10年ほど前から仕事で新庄を訪れていました。社屋が東日本大震災で被災してしまい、被害の無かった新庄に本社機能を移して今に至っています。■初めて見た新庄の雪はどうでした?ー大雪の光景は、以前横手市で仕事をしていたときに目にしていたので衝撃はありませんでした。こちらに住むことになって雪かき作業にどっぷりとつかることとなりましたが、困るとか、嫌だとはあまり思っていません。SNSで雪と戯れる自分を情報発信して、「こんなのお前だけだ」などと言われたりもします。「困ろうが、楽しもうが、雪は同じ量降ってくる。ならば楽しむしかない」という意識が強くあるのだと思います。■除雪deエクササイズのアイディアはどのように?ー私は以前、トレーナー養成学校の教員をしており、除雪作業にどの程度の運動量があるかはすぐに分かりました。前述の「雪を楽しむしかない」という思いから、ぜひトレーニングメニューを作りたかったのですが、除雪の知識や技術を習得しないと作れません。最近それが分かってきたところ、昨年度、県最上総合支庁の最上流豪雪イメージアップ支援事業による支援が決まり、ついに実現できました。 日々の除雪作業中に、このメニューを正しく実行することはおそらくできないことは分かっています。でも私が常に思っている、「克雪と同様、雪を楽しむ『楽雪』も大切」という考えを、多くの人に持っていただくきっかけにはなるのではないでしょうか。もちろん正しく実行できれば、トレーニング効果もしっかり期待できます。また、起きてすぐ、しかも気温が低い中での作業は体には相当な負担です。ウォーミングアップはできれば実行した方がいいと思います。■ほかに何か雪に関して思うことは?ーやはり楽しむことが大事と思います。雪まつりに合わせて店の前に雪像を作っていますが、私も楽しいし、見る人も楽しんでくれたようです。こうした「楽しむ」ことを含め、新庄は雪に関する情報発信がまだまだ足りないと思います。発想が豊かな民間組織も交えて進めるのが良いのではないでしょうか。札幌市の取り組み(ウインターライフ推進協議会など)は参考になると思いますよ。13広報特集雪を知る12

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