2015koho12s
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19広報▲めごめご講座(おかし作り)▲わらすこ運動会▲わらすこ広場11月の誕生会毎月市内の中高生などがオススメの本をナビゲートしますわらすこアルバム毎月、わらすこ広場などで行う催しや、子育て関連のイベントの様子を毎月お届けします。図書館インフォメーション◦市立図書館 今月の新着図書◦一般図書肘折のこけし....................松田 高明(新庄市在住)雪原に生きるものたち..........阿部 修(新庄市在住)優しいライオン.........................................小手鞠 るい百歳までの読書術..................................津野海太郎帰蝶........................................................諸田 玲子笑うとなぜいいか?...................................斎藤 茂太ふなふな船橋..........................................吉本 ばなな日本の道路がわかる事典........................浅井 建爾児童書もうぬげない...................................ヨシタケ シンスケ勇気の花がひらくとき..............................梯 久美子オニのサラリーマン..................................富安 陽子よくわかる元素キャラ図鑑................................宝島社空はなに色..............................................濱野 京子世界一おもしろい数の本...............カリーナ ルアール山形大学エリアキャンパスもがみフィールドワークまちの図書館を舞台にイベントプロデユース〜図書館まつりをジャック!する〜 図書館のメイン行事、秋の「図書館まつり」を舞台にボランティアの方々と交流を図りながらイベントの企画運営をしました。私たち大学生だからできることを図書館から新庄に発信しました!!しんじょう図書委員会 山形大学エリアキャンパス最上(山形大学)及川亜里沙さん(左) 斉藤 春さん (右)『世界から猫が消えたなら』著:川村元気 この物語では病気で余命が残りわずかであることを宣告された主人公が悪魔と契約を結びます。その契約の内容は自分の寿命を1日だけ伸ばす代わりに、この世界からなにかひとつを消すというものでした。主人公は迷い、悩みながらも、生きるために電話、映画、時計といったものを次々と消していきます。  見どころは消されるモノに対して主人公が様々な思いを馳せるところです。これが消されたら世界はどう変わってしまうのかと想像したり、消される前にそのモノを一度だけ使って、どれほど自分がそれに支えられてきたかを実感したりします。  「世界から○○が消えたなら」という問いは、普段は当たり前過ぎて気づかないモノの存在のありがたさを私たちに教えてくれます。この本を読んだ後、自分自身にもこの問いを投げかけてみて下さい。そうすれば、ありふれた日常の中にもかけがえのない大切なものがたくさん溢れていることに気づくことができるでしょう。 12

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