2016koho01
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14第18回◎新庄北高等学校 『地域理解プログラム』Q もうすぐ3歳の男の子ですが、おもちゃを片付けなくて困っています。片付けようと言っても知らん顔で、つい怒ってしまう日々です。上手く片付けさせる方法はないでしょうか。A 片付けを上手に教えるのは大変ですよね。まず、おもちゃを増やさないようにするのはどうでしょう。もう使わなくなったものは、別の場所に片付けておくようにしましょう。 また、どこに何を片付けるのか、はっきり分かるようにしておくことも大切です。片付け箱は、ふたがついていないもので、シールや写真などを貼り、子どもでもわかるようにしましょう。そして、一緒に片付けをしながら、できたらほめてあげましょう。おやつや、食事の前などの時間を片付けの時間として決めておくのも効果的です。 きれいに片づけることができたら、「掃除がしやすくなってうれしいな」などと気持ちを伝えると、やる気も長続きするようです。○新庄市地域子育て支援センター 新庄市本町4-33こらっせ4階 電話:22-5115 ○パリス子育て支援センター 新庄市金沢字金沢山1917-7電話:23-7880 ○ぴよこクラブ 新庄市桧町25-2新庄保育園内電話:22-0260課外授業のススメ!教室では学べない高校生の教科外活動を中心に、ボランティア活動、また各学校からのニュースなどを紹介するページです市内子育て支援センター一覧 『地域理解プログラム』は、グローバル化の進む現在、自分たちの足場となる地域の魅力や課題をよく知り、地域に役立つ視点で自分の進路や学びたいことについて考えるために昨年度からスタートした学習です。 9月に12の分科会に分かれて、最上総合支庁の方々に地域の現状についてのお話を伺いました。私たちは、「金融」の分科会でしたが、いくつかの課題の中から、「人口減による経済への影響について」をテーマに選びました。 10月には、自分たちでアポイントを取り、新庄信用金庫さんに取材に行きました。そこで、最上地域にある会社が年々減少していることや大きな企業がないこと、若者の流出に拍車がかかっていることがわかりました。取材の後、グループで解決策について話し合い、私たちは若者が起業することを思いつきました。しかし、起業にはリスクがあります。だから、高校生のうちから、イベントを自分たちで創り上げ、起業を疑似体験していくことで、企画運営能力を高めていくことが必要だと考えました。そして、自分たちにできることとして、具体的に最上地域の高校で合同文化祭を行い、地域の特産品を使った出店を経験するという提案を行いました。審査員の芸工大岡崎先生からは具体的な提案に結び付けた点を評価していただき、嬉しかったです。 この『地域理解プログラム』では、問題意識とともに、それを解決に導くのは地域に暮らす自分たちであるという気持ちを強くすることができました。今後も、地域に役立つ自分づくりを頑張りたいと思います。1年 田部井 瑛充◀奨励賞に選ばれたCチームのメンバー左から、菊池 諒さん、松田 心さん、田部井 瑛充さん。いずれも1年生にこにこ子育て▲12月18日㈮に行われた提案発表風景

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