2016koho01
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15広報▲わらすこワンダーランド▲あそびの広場 ツリー作り▲わらすこ広場12月の誕生会毎月市内の中高生などがオススメの本をナビゲートしますわらすこアルバム毎月、わらすこ広場などで行う催しや、子育て関連のイベントの様子を毎月お届けします。図書館インフォメーション◦市立図書館 今月の新着図書◦一般図書捨てる〜アンソロジー〜..............................文藝春秋冬の光....................................................篠田 節子大村智物語............................................馬場 錬成やさしく言いかえよう介護のことば............遠藤 織枝姿勢の教科書.........................................竹井  仁その症状は天気のせいかもしれません.....福永 篤志まいにちおやつ........................................なかしま しほ季節の花を描く はじめての墨彩画..........中津 宜子そのまま使える葬儀・法要あいさつ実例集....河野 成美児童書あるひ、いつものがくどうで。............................サトシンしゅるしゅるぱん..............................おおぎやなぎ ちかまんが百人一首大辞典...................................西東社ちびまる子ちゃんのなぞなぞ365日..................集英社しょうじき50円ぶん...........................くすのき しげのりわたし、がんばったよ。...............................岩貞 るみこ萩野学園図書室 本校の図書室は、各授業での利用のほか、1〜4年生は中間休みに、5〜9年生は昼休みに利用しており、まるで、蔵書数19,800冊の「小さな市立図書館」のようです。児童生徒の読書意欲を高め、読書の幅を広げるために、「読みたくなる」「見てみたくなる」ような掲示や展示を工夫しています。毎日、ニコニコ顔でやって来る児童生徒の安らぎの場になれるよう心がけています。しんじょう図書委員会 今月の図書委員   萩野学園図書委員長 樋渡 柊さん『火 花』 著:又吉直樹(文藝春秋) 僕のお勧めの本は、先日、芥川賞を受賞した「火花」です。著者がお笑い芸人の又吉直樹さんということもあり、この本を手にするきっかけとなりました。 この物語から、僕は「お笑い芸人」という職業は、奥が深く、複雑で、難しいということを知りました。 主人公の徳永とその先輩である神谷とのやり取りの中で、「世の中はそんなに甘いものではなく、誰もが夢を叶えることができるものではない。しかし、たとえ夢が破れたとしても、夢を追いかけることは大きな意味がある」ということを教えられました。 僕にも、自分の人生の中で、選択を迫られる時が来ると思いますが、理想を追い求めるべきか、現実を見るべきか考えさせられました。その上で、この2つのバランスをとって生きていくことが大切なのだと思います。 「火花」は、深く考えさせられる場面とともに、人間味あふれる登場人物の姿にドキドキしたり、ハラハラさせられたり、とてもおもしろい本です。ぜひ幅広い年代の人に読んでほしい一冊です。01

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