2016koho02
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■卓越技能者の表彰制度 市では、さまざまな技能者の地位と技術水準の向上を図る目的で、昭和63年度に市卓越技能者表彰制度を創設しました。 この制度は、本市の産業に従事し、その発展に貢献した、優秀かつ模範的な技能者を表彰するもので、対象となるのは、石工、印章、建築大工、家具・木工、板金、建具、配管、表具、畳、左官、鋳物、塗装、和・洋裁、工芸菓子、陶器、鍛冶、彫金、織物、漆器などと、多岐にわたっています。  表彰には次の基準があります。①卓越した技能を有し、現に当該職業に従事しているか、もしくは後進の育成に努めていること②技能を通して労働者の地位の向上及び産業の発展に寄与した者③技能者として経験年数が20年以上で、かつ年齢が50歳以上の者④過去において禁固以上の刑に処せられたことのない者 これらの基準を満たし、市内にある各業種団体が推薦した方々について、毎年(一部隔年)審査会を開催して、表彰者を決定しています。■これまでの表彰者 昭和63年以降、これまで70人の方を表彰しました。昨年までに表彰した方は下の通りですが、最も多いのは「建築大工」の25人です。続いて建具の製造に関連する職種や、和裁に関する職種が続きます。中には、皮や草・つる製品製造工や調理人、帆布製品製造工の方もいらっしゃいます。 下の表には、残念ながら表彰後にお亡くなりになったり、事情により転出した方も含まれていますが、市内にこれだけ多種多様な技能者がいることに驚かされます。伝統を引き継いでその道を極め、さらに後世に伝えるという取り組みを今後も大切にしていきたいものです。■今後の表彰について 今年度の審査会(表彰)はすでに終了していますが、来年度もまた審査会を行う予定です。関係団体に推薦の依頼を行いますが、それ以外でもぜひ推薦したい方がいるという場合は、市商工観光課企業立地・商工振興室にご相談下さい。◎商工観光課企業立地・商工振興室☎内線258・259新庄市卓越技能者表彰制度   昭63斎藤  茂(建築大工)伊藤重太郎(建具製造工)佐藤 安恒(貴金属細工工)中塚 親志(和裁仕立職)奥山 哲男(家具製造工)平元伊藤善太郎(表具師)八戸啓次郎(畳工)中鉢 良策(建具製造工)森  五郎(塗装工)佐藤 庫吉(建築大工)2大場  博(畳工)土田  實(機械器具製作・修理工)民部田健吉(建築大工)3前田 昭次(塗装工)月野  辿(建築大工)4名和 虎蔵(建築大工)齋藤 吉雄(建築大工)5岸   茂(草・つる製品製造工)森  正一(建築大工)矢作 光子(和裁仕立職)6岸  好勝(紙製品製造工)髙橋 正男(印判師)中塚千代子(和裁仕立職)沼澤 次郎(建築大工)7信夫 幸橘(建築大工)渡邊 紀元(その他/調理人)秋葉 昌紀(タイル張り工)8岸  仁吉(建築大工)渡邊 俊一(菓子製造工)齋藤  勇(電気作業者)9齋藤  榮(建築大工)中川 榮一(菓子製造工)高山  博(塗装工)技を極め、技を伝えるこれまで表彰した方々敬称略。転出したり、お亡くなりになった方もいらっしゃいます。6

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