2016koho03
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12 平成28年度、新庄地域おこし協力隊通信「まず、どーも」は不定期特集として掲載します。商工観光課所属吉野 優美さん 新庄市地域おこし協力隊通信 Final(ファイナル)地域おこし協力隊 一年の活動を振り返って■Facebook:新庄市地域おこし協力隊「Bene!」も随時更新 http://www.facebook.com/shinjo.kyouryokutai どさどさ落ちてくる雪と格闘しながら、考えました。 毎朝のように早起きをして、ご近所さんとあいさつを交わす。掃いたばかりのところへ次々降りつもる雪を振り返りながら黙々とスノーダンプを何往復もさせる。爆走する除雪車を、ウルトラマンにエールを送る少年のような気持ちで応援する。目が覚めて、窓の外に雪がなければ二度寝する喜びを味わう……。お駄賃ももらえず、褒められもせず、天から落ちてくる苦行を淡々と片づけなければならない、この運命共同体のような思いを皆に向けて抱くこと。それがこの一年間で僕が得た、新庄の「地域資源」です。 新庄に来て、早いもので1年半になります。 その間「ふるさとプロデューサー」育成研修に参加しました。外から来た我々が、新庄をどのような街にしていきたいのか考える機会がありました。その際、忘れていけないことは住民目線です。これから色々なアイデアを具現化していく時も住民目線で進めていきたいと思います。 先日「ナポレオンの村」でも有名な高野誠鮮氏にお会いした際、伺った思考の方向性について少し。・できない理由を考えない(可能性を模索、構造的に考える)・条件を外に出さない(予算、環境、上司のせいにしない)・根本的な原因に対応する(委員会、会議開催だけの表面的な対策をしない)・ダメ元でとにかくやってみる・従来のルールを無視してみる(従前の方法で解決できたか?)etc… 一つ一つ自らに当てはめ考えていきましょう。 GOSALOn(ゴサロ)を開いてから、より多くの方とお話しする機会が増え、改めて「場」の大切さを感じています。そこで何をするか、どう使うのかは如何様にも考えられ、それは新庄という場所でも一緒だと思います。 「ほしい未来は自分たちでつくる」そのキーワードがあれば、自分たちの世界はちょっとずつ自分たちで楽しい街に変わっていきますよ!新庄市地域おこし協力隊が運営するサイト・SNS一覧「mog 知ることでつながるもがみの暮らし」http://moginfo.jp「Commune Aomushi」コミューンアオムシhttp://.com/shinjo.kyouryokutai「Gosalon」ゴサロFacebookhttps://www.facebook.com/shinjo.gosalon農林課所属渡邉 悠樹さん●この一年の活動農業と新庄を知ること。●来年度の抱負地域おこし協力隊という立場を農業に役立てていきたい。農林課所属大森 寿典さん●この一年の活動地元物産品の販売ルート開拓や駅弁などの新商品開発プロデュース。●来年度の抱負新庄の新商品や新名物料理の開発プロデュース・プロモーションと、街おこしができる組織の下地作りをしたい。商工観光課所属渡邉 歩さん●この一年の活動新庄の情報発信や地域連携、コミューンアオムシ・ゴサロの運営●来年度の抱負新庄にゲストハウスを立ち上げたいと思っています。ご協力よろしくお願いします。商工観光課所属吉野 優美さん●この一年の活動新庄・最上地域を知り、体験すること。●来年度の抱負新庄・最上地域を新しい観点を加えながら伝える。自然に寄り添う、日々の営みをキーワードに、場づくりがしたい。

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