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平成28年3月9日号(No.699) ■編集・発行/新庄市 総務課 〒996–8501 新庄市沖の町10–37 TEL.0233–22–2111 ■制作・印刷/共栄印刷株式会社 13,800部発行広報03温故知新庄!?0かむてん奮闘記 くじら餅は、江戸時代を代表する料理レシピ集である「古今名物御ごぜんかし前菓子秘ひでんしょう伝抄」にも登場する、れっきとした京菓子ですが、今では、ここ新庄をはじめとした山形県の一部と青森県などでしか作られていません。 新庄の人はご存知だと思いますが、くじら餅に鯨肉は入っていません。くじら餅の名前の由来は諸説あって、「切り口が鯨の肉のようだったから」や『鯨みたいに大きい餅だったから」や「日持ちがいいので、久しく持つ良い餅という意味で久持良(くじら)餅と名付けけられた」など、さまざまな説があるようです。 今月は、「新庄を代表するこのお菓子を、全国的に有名にしたい」と立ち上がった、八向中学校のプロジェクトを紹介します。 八向中学校の2学年では、総合学習の授業で地元の名産品「くじら餅」を学んだことをきっかけに、くじら餅をピーアールするプロジェクトが立ち上がりました。 今回取材に応じてくれた、斉藤颯太さん、横山友美さん、斎藤勇汰さん、奥山麗南さん、坂本翔也さん、沼澤千絢さんの6人をはじめ、クラスの生徒20人がそれぞれ、「ポスター班」や「試食班」、「CM班」などに分かれ、役割分担をしながら検討を重ねてきたそうです。 そして、修学旅行では、東京銀座にある山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」前で、新庄市のピーアールと併せて、くじら餅の試食会を行ってきたそうです。道行く東京の人に声をかけるのはとても緊張したようですが、みなさんに「おいしい」と好評だったそうです。 今後、プロジェクトでは、味覚まつりや産業まつりでの実演販売を目指していくとのことでした。 修学旅行というと、「行く場所のことを知る」という目的が多いように感じますが、逆に、行った先に地元を売り込むという八向中学校の取り組みにとても感動しました。私たちも新庄のピーアールを担う一員として、負けていられないと思いました。文字を見やすくしましたチーム ONE!新庄南高校下妻  楓/本間 栄華新庄東高校今田 乃亜/田中 麻衣神室産業高校今田せいな本文にモリサワユニバーサルフォントを使用しています。Vol.6しんじょう広報部▲生徒が開発したくじら餅レシピ集▲プロジェクトメンバーの皆さん▲くじら餅ダンスを一緒に踊る くじら餅を訪ねる 八向中学校くじら餅プロジェクト〜新庄パブリックリレーションズ大作戦〜

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