2016koho04
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14地域の防災力東日本大震災から5年今、あらためて考える 5年前に発生した、東日本大震災はそれまでの私たちの防災意識を一変させるような未曽有の被害をもたらし、さまざまな面で「備え」の大切さが見直される結果となりました。しかし、時間の経過とともに、当時の記憶は少しづつ薄れ、その「備え」を意識する機会も減ってきているように感じます。 そんな今だからこそ、あらためて地域の防災力を考え、今後に活かしていく必要があるのではないでしょうか。災害対策の基本「自助・共助・公助」とは 災害における被害を最小限に抑えるためには、国・県・市・町内会・企業・家族・個人など、それぞれが、それぞれの立場で出来ることに取り組んでいかなくてはなりません。 その考え方が「自助・共助・公助」で、大規模災害に備えるためにはとても重要な考え方です。 国民の生命・財産を守ることは、国や地方公共団体の任務です。そのために、災害発生時に市役所や消防、警察、県、国などの行政機関と、ライフライン各社をはじめとする公共機関が行なう応急対策活動を公助と呼びます。 市では、東日本大震災をうけ、避難所整備や市有施設の耐震化など、新たな防災対策にも取り組んでいるほか、それぞれの機関が連携して対応することができるよう、訓練などを行っています。自助・共助・公助の連携昨年新設された女性消防隊によるAED講習会 防災の基本は、「自分の安全は自分で守る」ということです。 なぜこれが基本かというと、自分を守ることにより、家族や友人・隣人を助けにいくことができるのです。つまり次に述べる「共助」のベースになるのです。 そのためには、事前の備えが必要です。緊急避難グッズや非常食を準備したり、家具の転倒防止対策をしたり、住宅の耐震補強したりといろいろなことができます。 こういった行動と備えが、自助という考え方です。自助公助 地域力4/12㈰ 新庄市消防団幹部規律訓練辞令交付式並びに演習訓練4/16㈭~22㈬ 春季火災予防運動防災広報パレード出発式各地区における防火広報活動5/3㈰ 春季消防演習6/13㈯山形市消防団女性消防隊との交流会女性消防隊発隊式7/11㈯ 第9回新庄市消防団操法審査会7/15㈬総務大臣感謝状贈呈式昨年度の新庄市消防団の主な活動

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