2016koho04
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4 市では昨年、「まち・ひと・しごと創生法」にもとづく、地方版総合戦略を策定しました。この戦略は、市が人口減少対策として取り組む施策について、積極的に人口減少を抑制するための「ふるさと定住促進プラン」と新庄で元気に暮らし続けるための「幸せと元気のまちづくり推進プラン」からなっています。平成28年度はこの戦略による本格的な事業実施の年にあたりますので、国の財源も活用しながら取り組んでいきます(9ページ参照)。特に、若者の地元定着の実現と高齢化の一層の進行による医療福祉分野の人材確保については、最上地域への看護師養成機関設置に向けて、県、最上7町村と連携しながら強力に推進していきます。 また、昨年6月には、本市と最上7町村とで、定住自立圏の形成に関する協定を締結しました。定住自立圏は、近隣自治体と連携を図りながら、圏域住民に必要な都市機能と生活機能を確保し、魅力あふれ、安心して暮らせる地域を構築する制度です。今年3月に策定した「新庄最上定住自立圏共生ビジョン」にもとづき(下段参照)、今年度は、近  前述のように、市は昨年、定住自立圏構想にもとづく「中心市宣言」を行い、その後、最上7町村とそれぞれ定住自立圏形成協定を締結しました。そして、8市町村による協議を重ね、圏域の将来像や具体的な取り組みをまとめた「定住自立圏共生ビジョン」を今年3月に策定しました。これは、圏域全体を視野に入れ、定住に必要な都市機能の整備や提供、生活機能の確保と充実、地域資源を生かした振興策の取り組みなどを通して圏域を活性化し、住民が安心して暮らせる魅力ある圏域を目指すための計画です。■共生ビジョンの期間 平成28年度から平成32年度までの5年間ですが、毎年度、必要な見直しを行います。■新庄最上の新たなステージへ 最上8市町村は、これまでもごみ処理を共同で行うなど、広域的課題に協力して取り組んできました。しかし近年は、少子高齢化や人口減少など、圏域に共通する課題も多様化しています。定住自立圏の取り組みは、こうした中でも、今以上に地域を活性化するための、新庄最上の新たなステージへ向けた連携の取り組みと言えます。■共生ビジョンにもとづく 連携事業がスタート 看護師養成機関の設置に向けた事業な新庄最上の新たなステージへ柔軟な発想と弾力的な手法で!情報の有効活用と発信!市の潜在力を最大限生かして! 人口減少を抑制する取り組みと、人口減に対応したまちづくりがますます求められ、最上地域で本市が果たすべき役割も大きくなっています。 計画にもとづき、取り組みを推進、加速していきます。平成28年度の市政今年度、さまざまな計画が始動します!笑顔あふれる元気なまちに教育力の向上人学びあえるまち地域力の強化人ふれあうまち経済力の強化人行きかうまち新庄最上定住自立圏共生ビジョン策定

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