2016koho07
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37 今回の広報の表紙を見て驚いた方もいると思います。市報の表紙にイラストは全国でもあまり例のない企画です。広報しんじょうは、平成27年版で二つの部門で全国表彰を受けました。毎年、市民に読まれる広報に進化しようと工夫していますが、新庄まつりがユネスコの無形文化遺産に登録されるか否か気になる今年、広報で新庄まつりを盛り上げようと企画したものです。これまで、「かむてん」を縁に商工観光課を中心につながりを作ってきた冨樫義博氏をはじめ、新庄ゆかりの漫画家が、今現役で複数活躍中です。このことは市内でもあまり知られていませんが、全国レベルで話題となりうる本市の自慢でしょう。このような自慢を誰かが発掘し、市民がそれを共有し、そして皆で情報発信していく。この動きが、今後ますます重要と感じています。 この企画は昨年12月に立案し、実現困難を覚悟で年明けから5人の漫画家と交渉したところ、快諾いただくことができました。とある朝一番、市長室に担当者が「やったー」という顔つきで報告に来ました。この自発的な提案は、多くの市民が期待する「ユネスコ登録に照準を合わす」という市民目線や期待を先取りし、市民全体で盛り上げていこうという広報の仕掛けとしての持ち味が発揮されたものと思います。ユネスコ無形文化遺産登録の最終審査の後押しとなって欲しいものです。山尾順紀ユネスコ登録へ 広報しんじょうの試み新庄出身者には、漫画家やイラストレーター、デザイナーやテレビプロデューサー、作曲家など、多くの文化人がいます。新庄と同じく、豪雪地帯で有名な新潟県も同様に、赤塚不二夫さんや、水島新司さんなど多くの漫画家や、イラストレーターなど著名な文化人を生んでいる地域です。彼女たちが言うように、本当に雪国はアーティスとを育むのか、その秘密を市出身漫画家のお二人にお聞きしました。でも、何で市出身の漫画家が多いんだろうね。わかった!新庄は「雪国」だからだよ。雪国はアーティストを育む 雪国はアーティストを育む 新庄まつりユネスコ無形文化遺産登録祈念市にゆかりの漫画家による広報しんじょう表紙イラストリレー企画

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