広報しんじょう 2016年9月9日号
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159 それと、最近話題のふるさと納税ですが、他市でやっているように、新庄市でも民間のノウハウを導入してもいいのではないでしょうか。A 広報の表紙シリーズになっていますが、新庄を「マンガの街」として売り出すのも面白いと思います。これだけ、漫画家を輩出しているのだから、それを売りにできます。マンガ博物館、マンガカフェの運営など、さまざまな展開が考えられ、マンガやアニメに興味を持っている人も多いので話題にもなります。 また、街中のにぎやかさを復活させるため、街中をおもしろくしたいと、私も考えています。Y 英語や中国語のキャプションをつけてマンガの原画を展示することで、海外の観光客を呼び込むこともできます。また、ふるさと歴史センターにも外国語表記をすれば、海外の人も多く訪れるようになるのではないでしょうか。今はインターネットで何でも手に入る時代。新庄で売ってない本も通販サイトで注文すれば、自宅に届く。それは便利だけど、わたしは敢えて直接本屋さんに行って、注文して手に入れています。その店に行きたいから、そこでしか手に入らないものがあるから、その土地に行く。そんな人が増えれば、賑わいを取り戻せると思っています。A 地域の活性化のためには、地域の世代交代、若い人に知識や技術をつなぐことが大事と思います。私たちも、地域とのつながりを意識した活動を通し、地域を活性化できればと思います。Y まだ地域おこし協力隊の活動が皆さんに伝わっていない部分もあるので、今後地域と連携して活動していくためにも、私たち協力隊を知ってもらうよう努力していきたいです。◎除雪の出動基準について、状況に応じて出動する体制づくりはできないか。→昨年度、北部地区で業者判断による出動を行った結果、効果があった。今年度より市内全地区で行う予定である。◎看護師養成機関の設置を是非進めてほしい。→地域医療の課題である看護師不足の解消に向けて、最上広域8市町村で協議を進めていく。◎自主防災組織における防災用の倉庫について、小さい物は各町内ごとに保管できるが、発電機やテントなどの大きいものは、中学校区ごとに拠点倉庫を設置してはどうか。→市の備蓄倉庫として旧日新学童保育所に設置している。◎市内の観光資源として、自然がたくさんあることがあげられる。新庄まつりだけでなく、他のことでも集客を増やしてほしい。→新庄まつりや他のイベントのピーアールについて、「行ってみたい」と思うようなものを作っていきたい。■コミュニティ助成事業のお知らせ (一財)自治総合センターでは、宝くじによる収益を財源に社会貢献広報事業として、自治会や町内会などのコミュニティ組織の活動に対する助成を行っています。この事業はコミュニティ活動の備品や集会施設の整備、安全なまちづくりなどに対する助成を行うことで、地域のコミュニティ活動の充実・強化を図り、地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与することを目的として実施されています。■今年度助成を受けた団体【栄町町内会】○助成金/220万円○助成事業/テント他コミュニティ活動備品の整備(液晶テレビ、マイク、冷蔵庫、クッキングヒーター、エアコン、テント等)■平成29年度の助成について 助成を受けようとする団体は、まず事業計画書及び予算書などの各種申請書(指定の様式)を市に提出し、その後、県を経由して(一財)自治総合センターで採択の有無が判断されます。 平成29年度コミュニティ助成事業への申請を希望する自治会・町内会などは、応募の詳細について事前に総合政策課地域支援室にご相談ください。◎総合政策課地域支援室(内線217)ガーデン内にある週末カフェ「commune AOMUSHI(コミューンアオムシ)」でセレクトショップ・企画運営も担当。渡邉悠樹(わたなべゆうき) 千葉県流山市出身。35歳。会員制バー店長代理扌出版業派遣扌食肉卸会社勤務を経て、地域おこし協力隊に。東京での際限のない過当競争に疑問を抱き、お金だけではない経済システムの可能性を、地方や農業に感じて移住を決意する。都市部から新規就農者を呼び込む任務を担当、受け入れ体制を整えるために市の農家と連携を図っている。来年度に、就農体験として研修生を受けいれる予定。農業以外にも、これから新庄に住み続けるための準備を進めている。好きな物は酒、読書、映画、落語。座右の銘は「人生はネタ」。※隊員たちの日々の活動はこちらで。新庄市地域おこし協力隊「Bene!」https://www.facebook.com/shinjo.kyouryokutai/※3 キトキトマルシェ5月から11月までの毎月第3日曜日にエコロジーガーデンで開催している手づくり市。農産物や加工品、飲食店、手づくり雑貨など30店以上が軒を連ねます。協力隊員のほか多くの市民ボランティアの手で運営されています。 ※4 コミューンアオムシ昨年8月にエコロジーガーデンの建物の一部を市民ボランティアの手づくりで改修したコミュニティ・カフェ。土曜・日曜の週末にオープンし、地元食材を使ったランチメニューの提供のほか、地域の工芸品などの展示販売も行っています。

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