2016koho10
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310山尾順紀飲み歩きイベント「バル街」開催 9月24日、市内曙町を中心に飲み歩きイベント「バル街」が開催されました。バルは英語でいう「バー」で、スペイン語で「バル」、イタリア語では「バール」と発音され、スペインやイタリアなどの南ヨーロッパで、酒場、居酒屋、軽食喫茶店のことを指すそうです。それが、日本では「バル街」と称して食べ歩き、飲み歩きのイベントとして各地で行われています。 新庄での開催は3回目です。今回は参加店が24 軒と昨年より若干少なくなりました。お店側では「多くの方に来店していただけるのは嬉しいが、忙しいわりにあまり売り上げにならない」ということで参加を見送ったところもあれば、「新たな客層につながるのでは」という期待感もあって、独自の工夫をしているお店もあるようでした。参加者を見るとグループ参加が多く、常連の店、初めての店など楽しく飲み歩いていました。女性のグループも多く見かけました。市外から参加した人もいて、飲みに行くというよりは、イベントに参加しているという気軽さが良いのではないかと思いました。 今年夏に、曙町の第2トイレを男女別にし、洋式洗浄便座に改修しました。お店の方から女性客の皆さんに喜ばれているとお聞きしました。曙町(マーケット)の飲食店街は、新庄の戦後の歴史とともに歩んだ昭和の色を感じさせる大切な場所です。「居酒屋群」をいずれ登録文化財にしたいものです。よさ」を順位づけしているもので、病院や一般診療所の病床数、人口当たりの大型小売店店舗面積や都市公園面積、地方税収額、持家世帯比率などを総合的に判断して順位づけされています。本市は昨年も50位に入っており、暮らすうえでの利便性が整った地域であるといえるでしょう。■計画にもとづく事業実施 とはいえ、多くの市民が感じているように、「働く場があるか」「降雪による生活への影響はどうなのか」など、ランキングには表れない課題があるのも事実です。こうした課題解決に向け、市では、平成23年度に新庄市まちづくり総合計画を策定し、その実現に向け、さまざまな事業を実施してきました。今月は、このほどまとまった平成27年度の決算や、事務事業評価結果の一部を紹介していきます。 平成27年度は新庄市まちづくり総合計画策定5年目の見直しの年にあたり、現在は後期5カ年計画にもとづく事業が展開されています。また平成27年度には、新庄市総合戦略(本市の人口減少を抑制し、市民が元気に暮らし続けることを目指す計画)や新庄最上定住自立圏共生ビジョン(圏域全体の活性化や魅力づくりを目指す計画)も策定され、今年度から本格的に進められています。今後もこうした計画に沿いながら、適正な予算執行、実施事業の振り返りなどもしっかり行い、笑顔輝くまちしんじょうの実現を目指していきます。

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