2016koho11
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SHINJO ii-nya FOOD現在の取り組み これまでの取り組みを通し、新庄の伝統的な食品類が、現代の、しかも地域外の人々にも十分受け入れられるという事実、つまり、その食品類の商品価値が実感できています。 しかし、これまで試作した商品群には、伝承野菜をはじめとする在来種など、生産量が少ないものを原材料としたものも多く、商品ロットの確保が課題となっています。 また、夏から秋にかけて提供できる商品が少ないことも課題で、商品ラインナップの拡充が必要であると分析しているところです。昨年度試作した商品についても、商談会などにおける消費者の評価は高かったものの、味や量目、価格や包材など、改善すべき点が残されているのも事実です。 これらの課題を解決するため、現在協議会では原材料となる農産物の生産拡大や、商品ラインナップの増加、試作商品を生産する事業者とのミーティングによる商品の磨き上げなどを行っています。SHINJO ii-nya FOOD今後の取り組み 「SHINJO ii-nya FOOD」ブランド商品は、現在は試作段階であり、販売は行っていませんが、今年の冬に地域内外での本格販売を開始したいと考えています。 この「SHINJO ii-nya FOOD」の取り組みが、地域の6次産業化の成功事例として定着するよう、中長期のブランド戦略策定に加え、6次産業化に取り組む人材の育成、加工適性の高い農産物の生産、加工商品の開発・改良、農産品を取り巻く地域内異業種のネットワーク強化などに引き続き取り組んでいきます。◎農林課農業・林業振興室℡内線261▲東京での試食・販売会▲フェイスブックでも情報発信911

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