2016koho12
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  泉田住みよい町づくり協議会は、平成6年に泉田地区の9町内会が集まって結成しました。これまでも、地域での植栽や芋煮会などの活動を行ってきましたが、地域での交流を続けていくために、平成27年度に市のモデル事業に取り組みました。 アンケート調査の結果、協議会事業の活性化に向けた多くの課題や意見が寄せられ、その課題整理のため、協議会に各町内会から数名の委員を選出し、拡大委員会を設置しました。その中で、これから取り組む事業について課題解決の方法を話し合いました。 まず話し合われたのは、今年で22回目となる「泉田芋煮会」の参加者を増やす方策。様々な案が出ましたが、今年は地区対抗輪投げ大会を同時開催することに決めました。10月2日(日)に実施した芋煮会は、昨年対比152%と大幅に参加者が増加しました。来年23回目となる芋煮会は、さらなる活性化のため、「泉田芋の子フェスティバル」として開催したいと考えていますので、子どもたちの参加を増やし、まさに、老若男女が一堂に集う祭りになるよう頑張りたいものです。 ほかに、防災意識の高揚を図ろうと、11月26日(土)に防災講習会を開催しました。萩野地区公民館で、最上広域消防の皆さんよりAEDと消火器の使用方法を指導いただきました。初めての事業でしたが、こちらも約50名の参加があり、盛況のうちに事業を終えることができました。今後は、各地区での世帯票整備の取り組みや、泉田地区安全マップの作製を行い、全戸に配布することとしています。 さらには、アンケート調査で多くの方から必要性が望まれている「自主防災組織」の具体化への方策や、日常生活での困りごとや自由意見の取りまとめと対応など、新たな事業について話し合いを進めていきたいと考えています。 これからが大変重要になると思いますが、地域で協力し楽しみながら事業に取り組んでいこうと思います。(泉田五区区長 佐藤周一)取り組み事例紹介泉田住みよい町づくり協議会 1回目は、講師が地域コミュニティの現状や、酒田市で行われた地域研修会を実践例として紹介。それを踏まえて、各自が感じている地域課題を付箋に書き出して発表し、皆で共有しました。 続く2回目では、グループの中で地域の強みや良いところを出し合い、課題解決のための取り組み内容を検討。最後に、グループごとに考えた地域づくりのプランを発表しました。参加者は、地域円卓会議の手法を体験し、いろいろな人たちが集まり、話し合って課題を解決することの大切さを学びました。■ ■ 少子高齢化や核家族化が進んでいる今、地域のつながりも希薄になり地域活動への参加率が悪くなり、また地域活動自体も減少している地域が多くなっています。 市では、住民が支え合い、協力し合える自治組織が増え、地域の皆さんが安心して暮らしていける地域づくりの支援を行っています。調査実施方法や課題解決を一緒に検討したり、以下の事業実施について、財政的な支援も行っています。①地域づくり支援モデル事業 まずは、近隣の町内会と協力して、地域の課題を抽出するための基礎調査を全戸対象に実施。地域の皆さんで調査内容や、配布・回収方法、集計について話し合いながら、調査結果をまとめていただきます。②地域づくり推進交付金事業 調査で抽出された地域の課題を解決するために、モデル事業で連携した複数の町内会で地域活動を実施していただきます。 実際にモデル事業を行い、その取り組みを生かした活動を続けている地域の事例を上の囲みで紹介します。もしお住まいの地域でも「何かやってみたい」、また、「こんなことが課題になっている」などの相談がありましたら、随時相談できますので、お気軽にご連絡ください。◎総合政策課地域支援室☎内線217・218安心して暮らせる   地域をつくる1112

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