2016koho12
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*雪と暮らしを考える連絡協議会 平成27年3月に新庄市議会の政策提言「雪対策の充実」を受け、平成27年8月に協議会を発足しました。区長協議会をはじめとする10団体14名の委員の中から、東北工業大学名誉教授の沼野夏生氏を会長に選任し、4回の協議を重ねて平成27年11月に市長へ答申書が提出されました。「高齢者になっても安心して住み続けられる新庄の雪対策」をテーマに掲げ、速やかに実現を目指すべき提案がなされています。*答申に示された提案の達成 市民の声が色濃く反映された答申に応えるべく、市としても具体的な取り組みを実現させています。 高齢者・障がい者の方のための除雪支援の手続きは、前年度と同様の申請を行う場合など、一定の要件を満たしていれば、民生児童委員による代行申請や電話での受付を可能とするなど、支援制度の簡素化を図りました。 また、今年度より除雪の出動指令が出ていない場合でも、天気予報(降雪情報)などをもとに、10㎝を超える降雪があると除雪オペレータが自主判断したときは、出動可能としています。これにより、柔軟な除雪対応が可能となりました。 他にも雪捨て場の確保や、流雪溝利用のルールの確立、共助による雪対策として、新庄独自の一斉除雪の仕組みも模索しています。*雪対策総合サイトの開設 冬の生活に役立つ雪対策支援制度や注意事項をより広く知ってもらい、雪国での生活を安全・安心・快適なものにするため、雪対策総合情報サイト「雪国生活」を開設しました。市ホー雪国での安全・安心な生活を連絡協議会からの提案の実現◎市からのお願いなど■道路除雪に関して①除雪車は危険です。作業中は絶対に近寄らないでください。②道路に面した垣根やブロック塀など、除雪作業に伴って破損の恐れがあるものには、旗などの目印をつけてください。③夜間の路上駐車は、除雪作業や通行の障害となります。④除雪は7時30分までに完了するよう努めますが、降雪量が多い場合などは時間がかかるときもあります。⑤除雪した雪を玄関や車庫前に置かないでほしいとの声がありますが、限られた時間での通勤・通学路確保のため、対応は困難です。ご難儀をおかけしますがご理解、ご協力をお願いします。⑥雪を道路に出すと交通障害の原因となります。人・車にも非常に危険な行為なので、絶対にしないようお願いします。■空き家を所有する方へ①空き家の状態がどうなっているのか、定期的に確認してください。②遠方に住んでいて積雪状況が確認できない場合は、親戚や近所の方に連絡先を伝え、随時情報がやりとりできるようにしてください。③周囲の建物や道路に落下しないよう、雪庇は大きくならないうちに処理してください。④屋根の雪が大量になるまで放置せず、早い時期に雪下ろししてください。4

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