2016koho12
8/20

雪国の生活で日頃から心がけてほしいこと雪国では、雪特有の事故が発生する可能性があります。火の元に気をつける・交通安全を心がけるなどは当然のことですが、雪国特有の事故を防ぐために日頃から注意・意識することはほかにもあります。事故に遭わないため・遭わせないためにも細やかな気配りをしていきましょう。8軒下 軒下には、危険がいっぱいです。雪やつららが落ちてきます。子どもが遊んだりしないよううにしましょう。また、落雪の危険がある場所には目印などを設置して、わかるようにしましょう。雪下ろしの仕方 屋根雪の雪下ろしは、2人以上で行い、命綱を装着し無理をせず行いましょう。また、屋根が見えるまで取らず、10cm程度残して行うと滑ることもなく、安全に雪下ろしができます。電線・樹木からの落雪 電線や樹木などに積もった雪は、気温が高くなった時や、風が吹いた時に落下します。頭上には十分注意しましょう。また、樹木は、降雪前の剪定や除雪を行い、落雪の危険を減らしましょう。油の流出事故を防ぐ 外に設置してあるホームタンクには、屋根などからの落雪による破損を防ぐため、雪囲いを行いましょう。 破損した場合、油の河川流出など重大な事故につながります。道路の見通し 冬季間は積雪によって交差点などの見通しが悪くなります。歩行者、車とも十分注意して通行して下さい。急に飛び出すことはやめましょう。ガス管 ガス管および灯油管の外壁に沿っている部分は、雪の影響により破損するおそれがあります。雪囲いやこまめな除雪で雪がかぶらないよう対策を行いましょう。水道管凍結に注意 水道は、冬季間に凍結し破裂することがあります。修理には高額な費用がかかりますので、必ず水道管の保温や水抜きなどの対策を行いましょう。玄関アプローチの凍結 除雪後濡れていると気温が下がった場合凍結するおそれがあります。滑って転ばないよう気をつけましょう。玄関先の凍結対策として、融雪マットなどが有効です。除雪機の使い方 除雪機を使う時は、周りに人がいないことを確認してから行いましょう。また、雪が詰まったりして取り除く場合は必ずエンジンを止めてから行いましょう。せきや流雪溝へ直接投雪することは、水上がりの原因となるためやめましょう。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 8

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です