2017koho03
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一生懸命やって、他と比べ初めてやっとその仕事が魅力的だと気付くのだと思う 女の子のなりたい職業で、いつも上位にランクインする「お花屋さん」。今回は、昭和55年創業のグリーンショップ 花恵の取締役で奥様の田中さん、従業員の高橋さんにお話しを伺いました。 田中さんは、山形市出身で元々建築関係のお仕事をしていたそうですが、結婚を機にこのお仕事を始めたました。それまでは、まったくお花の知識はなく、最初は本当に苦労したそうです。 「嫌なことは続かない。好きなことだからこそ仕事としてやっていける」 新庄市出身の高橋さんは、ここにUターン就職しました。「花が本当に好きで、地元で花に関わる仕事をしたかったから」と理由を語ってくれました。そして、田中さんから、高橋さんはとても楽しそうに仕事をしていると言われると「好きなことだから続けていけるし、自分の個性も出すことができるんだと思う」とおっしゃっていたのが印象的でした。 「ピンチの時にこそチャレンジ」 新庄最上地域の人口減少にあわせて、お花を求めて店舗を訪れる人も減ってきたそうです。若い世代が少なくなっているため、結婚式が減ってきたことや、スーパーなどにもお花屋さんが進出してきたことが原因です。 そんな状況の中、あえてお店での小売りを重視するために店舗を移転し、より多くのお客様に来店してもらえるよう、大きな駐車場も整備しました。「何もやらなかったら、そのまま時代に流されてしまう。ピンチの時にこそ、あえてそこにチャレンジしなくては」と田中さんは語ります。 「自分の限界までやってみる。一生懸命にやった先にこそ、いろいろなことが見えてくるのだと思う」 今の若者たちの現状について、田中さんは、「選択肢が狭まっているように感じる」と言っていました。一生懸命にやって自分の限界が分かって初めて、いろいろな道が見えてくるはずだと、そして頑張った先にこそ、やりがいが生まれるはずだと教えてくれました。 仕事でもなんでも、『一生懸命に頑張る』ことはとても大切だと思いました。有限会社グリーンショップ 花恵取締役 田中 美帆さん従業員 高橋 祥子さん取材チーム Blossom ブロッサム新庄南高等学校2年 矢口 日菜新庄南高等学校2年 小田原愛莉新庄南高等学校2年 土田 有紗新庄南高等学校2年 奥山 思●グリーンショップ花恵 新庄市若葉町21ー15 ℡0233-23-4787 営業時間:9時〜18時30分 定休日:無休(正月三が日除く)73しんじょう広報部           こてんぐ隊総集編「ここで働くということ」

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