2017koho5
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■民生委員・児童委員の活動例 ◇地域住民からの相談対応 高齢者や障がい者、子育て世帯など、地域住民からの生活上のさまざまな相談について、その内容に応じて行政による支援につないだり、適切な福祉サービスの紹介などを行い、課題解決に協力しています。 ◇高齢者、障がい者世帯などの訪問、見守り ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯、障がい者世帯などを定期的に訪問し、相談にのったり、体調の悪化や犯罪被害防止などのための見守り役となっています。 ◇子どもたちの安全を守るための活動 子どもたちが交通事故や犯罪被害に巻き込まれないよう、子どもたちの見守りや声かけ、パトロール活動などを行っています。 ◇行政からの要請に基づく調査協力対応 市からの要請に基づく高齢者の状況調査をはじめ、福祉事務所や児童相談所などが行う住民への福祉サービスにかかわる行政への協力を行っています。 ◇学校活動への報告 子どもたちの健やかな育ちを支援するため、学校とも密接に連携し、行事への参加や福祉教育への協力、課題のある家庭への訪問などに協力しています。◎成人福祉課生活支援室 ℡内線542 民生委員制度は、大正6年に岡山県で誕生した「済世顧問制度」を始まりとします。翌大正7年には、大阪府で「方面委員制度」が発足し、昭和3年には方面委員制度が全国に普及しました。戦後(昭和21年)、民生委員令の公布により名称が現在の「民生委員」に改められました。この間、一貫して生活困窮者の支援に取り組むとともに、特に戦後は、地域の福祉増進のために常に重要な役割を果たしてきました。市では、主任児童委員を含む80名の民生委員・児童委員がまちの福祉を担うボランティアとして活動しています。民生委員制度は今年100周年を迎えます 民生委員・児童委員のこのマークは、幸せのめばえを示す四つ葉のクローバーをバックに、民生委員の「み」の文字と児童委員を示す双葉を組み合わせ、平和のシンボルの鳩をかたどって、愛情と奉仕を表しています。■民生委員・児童委員の日 活動強化週間 5月12日(金)は、「民生委員・児童委員の日」です。また、この日から1週間【5月12日(金)〜18日(木)】を「活動強化週間」と定め、民生委員・児童委員について、より多くの人びとに知ってもらうために、全国各地においてさまざまな広報活動を展開しています。 市では、5月14日(日)に一斉ピーアール活動を行います。 ■民生委員・児童委員の活動 高齢者・障がい者・子育て世帯の訪問や見守り、住民からの相談対応をはじめ、行政や社会福祉協議会、学校などと連携・協力した活動、さらには民生委員・児童委員協議会の一員として地域の福祉力を高めるための取り組みなども進めています。 民生委員・児童委員の活動は、地域住民との信頼関係を基盤として成立します。そのため、民生委員には民生委員法に基づき守秘義務が課されているとともに、基本的人権の尊重や政治的中立性を特に重視しています。民生委員制度100周年地域の見守り役 民生委員・児童委員5月12日は民生委員・児童委員の日です155

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