2017koho5
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禁煙のすすめ5月31日は世界禁煙デー5月31日~6月6日は禁煙週間■次世代にきれいな空気を タバコは吸う人だけでなく、周りにいる人にも吸っている人以上に害をもたらします。タバコから出る煙(副流煙)を周りの人が吸ってしまうと、身体に悪影響がでます。それならば、周りに誰もいない状態でタバコを吸えば、周囲への悪影響はないのかというと、そうではありません。喫煙者はタバコを吸い終わった後も、長時間にわたって有害物質を吐き出しています。特に喫煙直後に赤ちゃんや子どもに会うのは、たばこを直接吸わせているのと変わりありません。子どもを受動喫煙から守る最善の方法は禁煙です。■タバコ税よりも医療費の方が高い 新庄市のタバコによる税収は3億7、500万円にもなります。しかし、タバコが原因の病気による医療費や火事による損失はタバコ税の約2倍と言われています。これはタバコ税による収入を大きく超えています。禁煙する人が増えた場合、金額的に得するだけでなく、多くの人の健康が維持されます。■タバコをやめるとメリットいっぱい 自分だけでなく周囲の人の健康を害するタバコをやめると、個人から地域に至るまでメリットがいっぱいです。禁煙に取り組んでいる人からは「喫煙していたときは、吸えない時間はずっとイライラしていたが、禁煙してからは吸わないのが当たり前で、イライラしなくなった」「タバコを吸っていた時間を、家事や趣味・娯楽に使うことができ、生活に充実感がうまれてストレスが減った」などのコメントをもらっています。タバコをやめることで生まれるメリットはたくさんありますが、続けるメリットはほとんどありません。まさに百害あって一利なしです。    その煙に潜む恐怖わかっていますか?子どもの未来を奪う喫煙 妊娠した女性が喫煙をしている場合、胎児にはさまざまな悪影響が生じます。胎児の発育遅延や流早産による胎児死亡率の上昇・手足の欠損などの奇形で生まれる確率の上昇・ひどければ母児ともに死亡する症状に発展することもあります。 子どもの健康な未来を奪ってしまうのが「喫煙」です。自身や家族を喪失するタバコ 喫煙をすることで、自分自身だけでなく家族などの周囲の人間にも悪影響を及ぼします。タバコが原因で発症率の上がる病気は「喉頭がん・食道がん・肺がん・胃がん・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・肺炎・うつ病・心筋梗塞・動脈硬化・糖尿病」など、本当に多くあります。喫煙の怖いところは、これらの病気は喫煙者はもちろん、非喫煙者であっても家族に喫煙者がいると高い確率で発症し、死亡率が上がるところにあります。喫煙は自身や家族の死亡につながります。大きな損失を生む前に、禁煙することをおすすめします。6

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