2017koho08
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子育て応援企業〝われら〞子育てと仕事の両立を支援するを訪ねる沼田建設株式会社Q.どういった経緯で取組をはじめた?A今回、認定制度があるということを知り、会社の制度の見直しも兼ねて制度の整理を行った結果、認定を受けられることがわかり申請しました。認定のために特別に取り組み始めたことはなく、これまで会社として長年取り組んできたことを認めていただいたような状態です。A技術系の分野での女性の活躍の場ということで、平成15年から正社員として女性の技術職を採用しています。近年になって技術職・技能職を増やそうとする動きが活発になりました。沼田建設では10年以上前から取り組んでいます。この地域は女性の働ける場所はまだ少ないように思いますが、せっかく産業高校があるので、女性の技術職が地域にもっと増えてほしいと思います。A短時間勤務の適用を実施しています。通常の勤務時間は8時~17時ですが、9時~16時30分で勤務している社員がいます。特に0歳未満児を保育所などに預けると延長保育が難しいので、終業を早め、子どもを迎えに行きやすくしています。 建設会社はライン作業などがある製造業と違い、ある程度は現場の中で調整できるなど時間の自由度が高いため、臨機応変に対応することができます。A産前・産後休暇も育児休暇もすぐに取得できました。時短勤務は子どもが1歳になるまでと申請していましたが、3歳までの延長を相談したら、取得しても大丈夫と言ってもらえて心強かったです。 産休は取れるけれど人手不足ですぐ復帰しなければならないとか、長く休暇を取ると退職することになるという話も聞きます。しかし、この会社は上司や同僚が子育てしている社員を応援してくれるので、とても働きやすいです。小さい子どもがいる男性社員も、奥さんと協力して子どもを迎えに行くなど、育児に積極的に参加しています。社員同士で子どもの話で盛り上がることも良くあるので楽しいです。Aもともと就業時間中の時間の自由度が高い業種です。長く働くほど自分自身の時間の使い方に余裕が出てくるようになり、働きやすさを感じてもらえる会社です。女性が少なく、男性の中でやっていけるか心配する女性もいると思います。我が社は、男性社員もすごく協力的ですし、意外なほど気楽に充実して働くことができています。もし女性が少ないことを不安に思っているなら、「女性も活躍できる職場なので大丈夫だよ!」とお伝えしたいです。Q.どういった経緯で取り組みをはじめましたか?Q.実際に働いてみてどうですか?  (育児中の女性社員の方にお聞きしました。)Q.仕事と家庭の両立支援のために、どんな取り組みを行っていますか。Q.女性の活躍促進のために、どんな取り組みを行っていますか?沼田建設株式会社1951(昭和26)年4月設立。今年、会社設立66年目。従業員には1級土木施工管理技士、1級建築施工管理技士、宅地建物取引士など、各分野の有資格者がおり、民間住宅・学校・店舗の建築・修繕・耐震工事、道路の舗装・砂防ダム等の土木工事を行う総合建設業。平成29年4月現在、114名。(男性100名、女性14名)女性も4名(土木2名、建築2名)が現場で活躍している。平成28年9月に山形いきいき子育て応援企業優秀(ダイヤモンド)企業に認定されました。 新庄市子ども・子育て支援事業計画では、子育てしやすい職場環境の整備や企業のサポート体制の確立の重要性が謳われています。また県では、女性の活躍促進や、仕事と子育ての両立に取り組む企業を、子育て応援企業に認定しています。市内の子育て応援企業に、取り組みや考え方などを聞いてみました。Q.会社からメッセージをお願いします!158

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