2017koho9a
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様々な神事 カモシカを模した全国的にも珍しい鹿子踊。新庄市北部の萩野と仁田山に古くから伝えられ、五穀豊穣を祈願して、戸沢神社と護国神社に鹿子踊が奉納されます。今年は萩野が戸沢神社に、仁田山が護国神社の神に鹿子踊を捧げました。奉納する神社は年ごとに入れ替わります。 鹿子踊は、七人の踊り手(中鹿子、勝鹿子、負鹿子、前・後舞まりこ子二人ずつ)が小太鼓を抱えて踊り、二人の地じかた方が「ささら」という楽器を奏でながら唄を歌って構成されます。古式ゆかしい特集 新庄まつり ユネスコ元年 ! 神の依代とする山車行列、人々の平安を護る神輿渡御行列、囃子の演奏や鹿子踊の奉納以外にも様々な神事が新庄まつりの期間中に執り行われています。 初日の24日には、新庄まつりを始めた戸沢正まさのぶ諶の始祖を祀った戸沢神社にて例大祭が行われ、25日は天満宮にて、26日は護国神社にて例大祭が行われます。 また、新庄中学校では神仏を敬い鎮め愉しませる奉納柔道が行われ、東山武道館では邪心魔性退散を願って行射奉納が行われました。風雅に五穀豊穣を祈願79萩野・仁田山 鹿子踊

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