2017koho10
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平成28年度事業の総括市民アンケートの実施 市民ニーズの把握や各施策に対する満足度や重要度を把握し、施策の重点化と達成度の評価および改善の基礎データとするため、毎年アンケートを実施しています。普段の生活の中でどのようなことを重要と感じ、何を必要と考えているのかを調査しました。平成29年度の調査結果の一部をお知らせします。(表1~3) ●対象:市内に住所がある満18歳以上の男女1,000人●回答者:421人(回収率42·1%)●調査期間:5月18日~6月6日(20日間)アンケート結果と実施事業の関連 前ページまで、決算状況と実施事業の一部を紹介しました。市では、432の事務事業を行いました。アンケートの上位結果と実施事業の関連を見ていきます。  表1では、「新庄まつりなどの観光振興が図られている」や「伝統文化が受け継がれている」が満足度上位に入っています。その理由は、市で囃子の保存と山車資材保管施設等の基盤整備への支援などを継続して行ってきたことにより、地域が一体となって新庄まつりをより絢爛豪華なものにし、盛り上がっているからだと思います。 表2の「重要度の順位」を見ると、「流雪溝の整備が充実している」という項目が上位に入っています。本市では、雪対策を主要事業とし、消雪施設等整備事業や防雪柵整備事業、流雪溝用水導入事業などを計画的に実施していくことで、市民が安全で安心して生活できるような雪に強いまちづくりを支援しています。 表3は重要度と満足度の差をニーズ度として位置づけしています。「空き地・空き家対策が充実している」が、3位になっており、市では、空き家利用促進事業を新設し、空き家対策を平成27年度より開始したほか、継続して実施しています。 市では、平成27年度中に、新庄市総合戦略(本市の人口減少を抑制し、市民が元気に暮らし続けることを目指す計画)、新庄最上定住自立圏共生ビジョン(最上管内全体の活性化や魅力づくりを目指す計画)および新庄市まちづくり総合計画後期5カ年(H28~32)実施計画を策定し、人口減少の抑制や子どもから高齢者まで市民全体が元気に暮らしていけるためのまちづくりを目指して各計画に基づき事業を実施してきました。その結果が市民アンケートへも反映されていると認識しています。 今後も、アンケート結果を参考にしながら、まちづくり総合計画後期5カ年実施計画の施策の重点化や、施策の達成度の評価、そして業務の改善や計画の見直しに取り組んでいきます。◎総合政策課広報・総合情報室℡内線215※行政評価、市民アンケートともに、その詳しい内容は、市役所総合政策課や市のホームページなどでご覧いただけます。表1 満足度順位順位項  目満足度1位69 ごみの収集体制が充実している。3.692位12 新庄まつりなどの観光振興が図られている。3.633位57 水道が整備されている。3.494位45 伝統文化が受け継がれている。3.335位3 安全・安心な農産物が生産されている。3.31表2 重要度順位順位項  目重要度1位26 救急医療体制が充実している。4.502位50 除雪・排雪体制が充実している。4.493位51 流雪溝の整備が充実している。4.404位25 専門的な診察や高度な治療を受けることができる環境が整備されている。4.395位69 ごみの収集体制が充実している。4.34表3 ニーズ度順位順位項  目ニーズ度1位6 魅力ある雇用の場が確保されている。2.452位25 専門的な診察や高度な治療を受けることができる環境が整備されている。2.393位63 空き地・空き家対策が充実している。2.34位62 中心市街地の活性化が図られている。2.265位10 働く人材が育成されている。2.22市民アンケート結果平成29年度1110

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