2017koho11
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A職員の家庭事情に合わせて、負担のより少ない働きやすい時間帯で勤務出来るようにしています。A1時間単位で取得できる有休制度を導入しています。延長保育の子ども達が早く帰った日などは、有休を活用して遅番の職員の終業時間を繰り上げ、家庭での時間をとれるように配慮しています。職員には、担当業務や勤務時間などの希望を聞いて配置するようにしています。A働いているスタッフも家庭があるお母さんなので、30分でも早く帰って買い物したり、子どものために何か作ったりしてあげたいという気持ちがあります。仕事や子ども達の状況に応じた働き方・有休のとり方ができるので、働きやすいという声を聞いています。Aこれから子育てに入る職員もいます。産前・産後休暇、育児休暇の制度も変わってきているので、その都度労務士さんに相談しながら、本人の希望に合わせることができるようにしていきたいと考えています。A今は保育の現場全体で保育士がとても不足している状態です。一時的なお休みなら職員同士でフォローできますが、長期的な休みを取ってもらうとなると、保育士の確保やサポート体制に不安もあるのが現状です。A保育所は第2の家庭です。子どもの年齢が小さくなるほど、注意することは多いです。「三つ子の魂百まで」小さいうちにたくさん愛情を注いであげれば優しい子になる、という思いで子どもたちに接しています。また、家庭の中で父、兄や弟、おじいちゃんに男性としての役割があるように、保育所でも男性職員と過ごす時間があればいいなと思っています。中学生の職場体験では、男の子の参加も多いですが、高校生の職場体験で来る人はほとんどが女の子。保育という仕事に興味を持ってくれる若者がもっと増えてくれたら嬉しいですね。Q.取組を進めるにあたっての課題は何ですか?Q.会社からメッセージをお願いします!子育て応援企業〝われら〞子育てと仕事の両立を支援するを訪ねるひまわり保育園ひまわり保育園1991(平成3)年2月に中核工業団地内に立地する企業内に設置された「社内託児所」を前身とし、1994(平成6)年2月に「乳幼児託児所ひまわり」として独立。2010(平成22)年に6歳まで受け入れ可能な施設(保育所)に変更し、「ひまわり保育園」に改名。平成28年4月、子ども・子育て支援新制度のスタートを受けて「小規模保育施設」となった。従業員は平成29年4月現在、保育士8名、調理師1名、栄養士1名、看護師1名、保育補助1名の計12名ですべて女性。平成28年7月に山形いきいき子育て応援企業実践(ゴールド)企業に認定され、また、平成28年11月「新庄市子育て応援企業支援事業」奨励金の交付を受けた。 新庄市子ども・子育て支援事業計画では、子育てしやすい職場環境の整備や企業のサポート体制の確立の重要性が謳われています。また県では、女性の活躍促進や、仕事と子育ての両立に取り組む企業を、子育て応援企業に認定しています。市内の子育て応援企業に、取り組みや考え方などを聞いてみました。Q.職員の方からの反応はどうですか?Q.今後どういった取組を進めていきたいですか?Q.仕事と家庭の両立支援のための取組は何ですか?Q.男女共に働きやすい職場づくりのための取組は何ですか?1391311

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