2017koho11
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 「泉田地区住みよい町づくり協議会」の前身となる「泉田地区住みよい村づくり連絡協議会」が発足したのは、今から43年前の昭和49年4月1日。 地域住民の繋がりを大切にし、連帯感を育てようと、当初は8町内(泉田1~5、泉田駅前、旭通り、桜通り)が集まって組織しました。現在は、世帯数の増加に伴い、桜通りが東と西に分かれ9町内で活動しています。かつては地域で運動会を行うなど、地域全体で盛り上がりを見せていた活動も、近年は主に会の役員が中心となり、年に一度の芋煮会や地区ごとの花壇の整地作業、地域の長寿番付を毎年作成し全戸に配布するなどしています。ほかの地区との交流が新たな取組のきっかけに「市から、このモデル事業で、地域の課題や地域活動への思いを知るためにアンケート調査をやってみないかと持ち掛けられ、まずみんなで相談しながらやってみようということになりました。 何度か集まりを持つ中で、ほかの区長さんの考えや地域のことなどがよくわかったし、みんなで協力していこうという一体感が生まれました。 また、このモデル事業への取り組みは、元々実施していた事業を見直すきっかけともなりました。 今年で23回目を迎えた芋煮会ですが、参加者がなかなか集まらず、役員中心の会になっていました。そこで、実施方法を見直し、参加者を増やそうと、役員だけでなく、若い人や女性にも集まってもらい、協議会の拡大委員会を開催し、芋煮会の内容について意見を出し合いながら検討することが出来ました。」 この話し合いをもとに、昨年度から新たな形で芋煮会を実施しているそうです。以前は泉田川の河川敷を会場としていましたが、萩野地区公民館に変更しました。さらに芋煮会の前に、町内対抗の輪投げ大会を開催し、参加者数の増加を図りました。その結果、今年度は参加者100名超の大盛況となり、会場は大賑わいとなりました。 しかし、この地域でも昔より子どもの数が減り、子供会がない町内も出てきたことから、今後は、子どもたちが参加できるイベントにしていくべく協議を重ねていくそうです。 地域づくりの基本は地域の人々のつながりを築き、強くしていくこと。それには、芋煮会のような地域交流を目的にした事業も大切です。地域に本当に必要とされている事業がわかった アンケートの回答を参考に、力を入れているのが自主防災の活動です。交流事業のほかに、市の地域づくり推進交付金を活用しての事業を昨年度から実施し泉田地区住みよい町づくり協議会泉田1~5、泉田駅前、旭通、桜通り西、桜通り東沢事務局長 三上 勇一 さん  副会長  佐藤 周一 さん6

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