2018koho01
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 火災にまつわる最近 空気が乾燥していることを、肌で感じられる季節がやってきました。空気が乾燥すると、空気中の水分が少なくなり、住宅に使われる木材からも水分が失われていきます。結果、火災が起こりやすく、、火が消えにくく勢いが増しやすい環境ができあがります。冬場の火災の多さは、そういった空気の乾燥が大きな要因になっています。 家屋の建材・建築技術が進歩していて、火災報知器や消火器の一般家庭への普及も進んでいます。火災を起こさないための防火対策が進歩しているということです。それでも、火が生活の中に存在する限り、火災は起こる可能性があります。昨年は火災が少ない年でしたが、今年は火災が多く、全焼が5件で1名亡くなるという痛ましい事案も発生しています。火災は自然災害と違い、それが起こるとき無意識・不注意・事故など何かしらの形で人が関わっています。火災は人の心のスキに生じるものなのかもしれません。火災を起こさないためには、火災を自分とは関係のない対岸の出来事だと思わずに、常日頃から意識することが重要です。 火消しに注目した人たち 防火活動を含め、いざ火災が起きたときに対応するのが消防団です。彼らはその昔、町の消火活動をする「町火消し」と呼ばれる存在でした。今、その新庄の火消しが注目され始めていることをご存知でしょうか。今、注目される 新庄の火消したち火災を防ぐ心得 六ケ条その一 「事前に備える」 住宅用の火災報知器・消火器を設置。もしもに備えて、火災を常に意識。(使用期限や使い方の確認も)その二 「火の元注意」 ストーブやヒーターの周りからの引火が多いので、周囲には物を置かないように離す。その三 「油断大敵」 料理中に火のそばを離れてはいけません。「ほんのちょっとなら大丈夫だろう」という油断が、もっとも火災につながりやすい心のスキ!その四 「整理整頓」 整理整頓する。火災はどこから起きるかわかりません。家の中も外もきれいにしておくことで、火災を未然に防ぐことができます。その五 「地域で共助」 隣近所と声を掛け合い、火の用心を地域で心がける。その六 「家電も注意」 電気も火災の要因なので、コンセント周りの掃除、IHや家電の不具合などを常にチェック。4

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