20180309
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新・県立新庄病院の情報まとめ※全体的にゆとりができ、通院も入院も快適になり、過ごしやすい空間になります。夜間休日診療所の機能の移転 新庄市夜間休日診療所で平日夜間と休日に行っている軽症の方の診療を県立新庄病院内で行い、地域の医師が交代制で診療に当たることを検討しています。歯科診療科の設置 入院患者の口腔ケアなどを充実させるために、歯科診療科を設置します。ヘリポートの設置  敷地内にヘリポートを設置し、県立新庄病院への緊急搬送や、さらに高度な医療機関への搬送に対応します。新・県立新庄病院の「6つの柱」①救急医療地域救命救急センター(10床)やヘリポートの整備で、救急医療体制の充実を図ります。②がん医療がんの痛みに対応した医療を提供できるよう緩和ケア病床を整備するなど、最上地域のがん診療の拠点病院として対応を強化します。③心疾患・脳血管疾患増加が見込まれる心筋梗塞・脳出血・認知症などへの対応を強化し、精神科病院とも連携していきます。④小児・周産期医療分娩可能な医療機関としての役割を堅持し、超未熟児に対応できる医療機関との緊密な連携を図ります。⑤総合診療臓器や疾患に限定することなく、幅広い視野で診察し、専門的な診療科につないでいく医師を育てます。⑥災害医療大災害が発生した場合にも、医療サービスを継続して提供できるよう、災害訓練の実施・食料備蓄・非常電源の確保・災害派遣医療チーム(DMAT)の編成などに取り組むとともに、建物の免震化を検討します。地域医療の拠点新・掲げて、充実させていく予定です。また、地域救命救急センターの整備、ヘリポートの設置、地元の声を受けて歯科診療科の設置や夜間休日診療所の機能の移設を行い、医療体制の向上を図ります。 新しい病院では、福祉や介護との連携がますます重要になっていることから、他の医療機関や介護・福祉施設との連携をさらに図ることができるような体制づくりを進めていくことにしています。 医師不足の課題に対しても、施設が新しくなり機能が充実することで、若い医師にとっても魅力を感じてもらえると期待しています。 新しい病院に相応しい体制づくりをして、第一に患者さんにとって良い病院を、そして、医師や看護師などのスタッフにとっても魅力的な病院を目指していきたいと思います。県立新庄病院の今後の方針を教えてください 私ども新庄病院には「新庄病院憲章」があります。これは、いわば新庄病院の憲法とでもいうべきもので、患者さんの生命を尊重し、最上地域の良質な医療の確保と充実に努めるため、「仁」「愛」「和」の3つの理念を定めています。この新庄病院の理念を新しい病院でもしっかりと引き継いで、地域の皆さんに信頼と安心を与える医療を提供し、最上地域唯一の基幹病院としての使命を果たして行きたいと考えています。 そして、最上地域で継続してしっかりと医療のサービスを提供することで、地域を守り・盛り立てていく地域の皆さんを支え、最上の創生に貢献していきたいと考えております。山形県立新庄病院院長が語るふるさと歴史センファミリーマートヨークベニマル新庄駅13新・県立新庄病院建設予定地(旧富士通ゼネラル跡)市役所現新開設1952年(昭和27年)2023年(予定)病床数388床(稼働病床数)325床※新病院の開設時点での疾病毎の患者数の見込みから設定敷地約2.4ヘクタール約5.6ヘクタール床面積約25,500㎡約27,700㎡駐車場約670台約850台153

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