20180309
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利雪・克雪ドカ雪への国の支援要望実施 今冬、日本列島は度重なる寒波の襲来で、記録的な豪雪に見舞われ、日本海側を中心に平年の降雪、積雪を大幅に上回る地点が数多く発生しております。お隣の大蔵村肘折ではついに積雪記録更新で、キャンペーンの宿泊無料が実現しました。大雪を逆手に取った宣伝で、新庄観光協会には肘折温泉行バス停を訪ねてくる方が多く、予想が出た次の日などは、先発が定員オーバーで次発のバス待ちもあったそうです。 また、新庄雪まつりが今年から会場を変えて、駅東口のかむてん公園で開催されました。「雪国ワンダーランド」コーナーの相乗効果で、多くの人出でにぎわいました。まつり前日には、タイから180人を超える旅行客が訪れ、雪まつり会場の雪像をバックに、バナナボートなどを楽しみ、来年の予約もしていきました。 こうした利雪の一方で、連日の降雪は、市民の体力を奪っていく現実もあります。1月30日、国土交通省国土政策局担当の全国豪雪対策特別委員会が開かれ、私は委員として、本市における流雪溝の役割は除雪機能のほかに地域コミュニティーの形成の場も担っていることから、支援充実をお願いしてきました。更に2月14日の早朝には市内で190センチを超える大雪となりました。全国雪対策連絡協議会(新庄市監事)では、2月16日に急きょ国に対して市町村への除排雪関連経費に関する臨時的特例措置と特別交付税についての特段の配慮をお願いする要望会を行いました。目次◎CONTENTS特集/地域を繋ぐ足4地域公共交通   地域を繋ぐ足 路線バス8市内公共交通路線バスの路線図10まちとぴ12青少年ボランティア13子ども芸術学校14地域医療の拠点施設  新・県立新庄病院16図書館に行こう17お知らせなど20連載 しんじょしラボ 山尾順紀3SHINJO PUBLIC RELATIONS No.723表紙の写真 撮影に協力してくれた後藤さんと市内の高校生。後藤さんは、バスへの乗車を通じた若い人と触れ合う機会に、楽しく話せて元気をもらったとのこと。高齢者にとって、バスは単なる移動手段ではなく、外に出るきっかけであり、交流する機会をつくるものなのかもしれません。2移動手段であり  交流の機会でもある      地域公共交通

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