20180309
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地域公共交通 地域を繋ぐ足 路線バス路線バスの現状 当市における公共交通には、不特定多数の人が利用する鉄道・バス・タクシーがあり、市内を運行する路線バスについては、現時点で6路線、停留所は100か所以上設置されています。路線バス全体の便数は、平日は一日あたり54便が運行し、土日祝日は一日あたり19便が運行しています。決して少なくはない便数にも関わらず、路線バスの利用率は高くない状況で、1便あたりの利用率はおよそ8人です。 利用率が高くない理由としては、移動手段に自家用車を利用する人が多く(図1)、運転免許の返納を検討している人は、返納後は家族や知人の送迎に頼る方が多く(図2)、公共交通への認知度が低いことが考えられます。 自家用車の利用は家の入口から、目的地の入口まで移動でき、時間的制約もあまりないため、メリットは大きいと言えます。 しかし、自家用車にも維持費が高いなどのデメリットがあり、公共交通にも自家用車以上のメリットがあります。公共交通を利用するメリット 例えば、路線バスの利用は交通費が高いというイメージがあります。ガソリン代だけを比較した場合はその通りなのですが、車両代・保険・税金など車にかかる維持費を含めると、費用は公共交通の方が安く済むことが多いです。 また、路線バスは停留所から目的地まで多少歩くため、日常の中で自家用車利市内の地域公共交通路線バス●新庄市営バス【芦沢線】芦沢l新庄駅l県立病院(平日運行のみ。往路1便ずつ。)【土内線】土内l新庄駅l県立病院(平日運行のみ。往路2便ずつ。)◎新庄市総合政策課企画政策室℡内線236●鮭川村営バス【羽根沢温泉~新庄線】羽根沢温泉lあたご町l新庄駅l県立病院(平日運行のみ。県立病院行が4便、羽根沢温泉行が6便。)◎鮭川村住民税務課危機管理室℡55-2111●大蔵村営バス【肘折温泉~新庄線】肘折温泉l本合海l新庄駅l県立病院(平日は県立病院行が6便、肘折温泉行が7便。土日祝日は往路4便ずつ。)◎大蔵村総務課政策推進係℡75-2111●山交バス【金山~新庄線】金山l泉田l新庄駅l県立病院(平日は往路11便ずつ、土日祝日は金山行が5便、県立病院行が6便。)【鳥越~新庄線】農大入口l金沢l鳥越l新庄駅l県立病院(平日運行のみ。鳥越行が2便、県立病院行が1便。)◎山交バス新庄営業所℡22-2040※全6路線の路線図は8〜9頁へ。▲市営バスかむてん号(土内・芦沢線)4

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