2018koho04
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新庄看護師養成所の開設に向けて 3月は別れの季節、4月は出会いの季節です。3月18日、北辰小学校の卒業式に出席し、17名が晴れて卒業しました。同窓の議員の話では、昔は1学年100名程、全校生徒600人ぐらいいたので、体育館が満杯だったとのこと。私は沼田小学校旧校舎最後の卒業生で、当時グランドは一周100メートル、全校生徒1000名を超え、体育館、グランドとも超満員でした。近年少子化と言われ、どこでも児童の減少が続いています。1年間の出生数を見ますと、新庄市が250名程度に対し、周辺の町村では20名から40名程度の状況で、地域全体で減少傾向が続いています。また、大学や専門学校などへの進学で市外に行く学生が増加傾向にあります。市に高等教育機関が無いということが大きな理由になっているようです。さらに、市外への就職などの傾向も見られます。進学や就職により、地元を一度離れてしまうと中々地元に戻ってこないという状況となっており、このことが地域の人口減少の大きな原因になっていると考えています。 今、コア学園の介護福祉科への入学生が増えています。介護福祉人材が求められる中、卒業生は貴重な存在で全員希望を叶えています。更に、平成33年4月1日開校を目指して、新庄看護師養成所(3年課程)の開設準備をしています。地元の若者の選択肢を広げ、若者の受け皿を用意することは、地域全体に希望を与えることができると考えています。平成35年度には、県立新庄病院が開院予定でもあり、是非卒業生を送り出していきたいものです。目次◎CONTENTS特集/平成30年度市政4市政運営6一般会計当初予算8まちづくり総合計画重点プロジェクト12 市組織体制14まちとぴ16 図書館に行こう17 お知らせなど20 連載 ものづくりの街しんじょう 山尾順紀4SHINJO PUBLIC RELATIONS No.724表紙の写真 平成28年度まで行われていた競技性の高い「新庄ロードレース大会」とレクリエーション性の高い「いものこマラソン」を統合して、誰もが気軽に参加できる新たなスポーツイベント「新庄ハーフマラソン大会」へと生まれ変わりました。 多くのランナーがスタートを切るように、平成30年度も市民の声を反映したさまざまな事業がスタートします。2自然と共生 暮らしに活力  心豊かに笑顔輝くまち 新庄

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