2018koho06
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新庄に「来る」人たち、 新庄観光協会局長大類好一 氏762014年11月 尾花沢IC―野黒沢IC開通2015年4月 (仮)昭和IC―(仮)金山ICが事業化2017年4月 真室川雄勝道路が事業化2017年11月 福島大笹生IC―米沢北IC開通2018年4月 金山道路【(仮)金山IC―(仮)金山北IC】の事業化により、東北中央自動車道の全線が事業化。事業化に向け、金山町長をはじめ、沿線自治体の首長による要望活動が行われました。 2018年4月 大石田村山IC―尾花沢IC開通特集 東北中央自動車道TOHOKU-CHUO EXPWY道路を利用して新庄へ『来る』人たちについて 車を使って新庄観光協会に来る人は、1日あたり50人ほどです。平日は60歳以上の方が多く、土日は20代~60代と幅広い年代の人が訪れます。訪ねて来る人のほとんどが観光目的で、新庄の歴史に興味を持った人が多くいます。新庄藩の藩主である戸沢家は11代も続く伝統ある家柄で、県内では新庄と米沢の上杉家ぐらいしかありません。また、芭蕉乗船の地でもあるため、芭蕉の足跡を車で辿る人も多くやって来ます。 食事のおいしさも県外の観光客からは評価が高く、特に宮城県から多くの人が新庄に訪れます。カド焼き祭りなどの「食」に関するイベントでは、宮城から毎年来るリピーターがいるほどです。都市部からやって来る人たちは、普段では味わえない田舎生活を求めているらしく、農業体験やものづくり体験などを希望される人も多くいます。東北中央自動車道の完成に期待していることは? 移動時間が短縮することにより、新庄に「来る」人たちの滞在時間が伸びることです。滞在時間が長く確保できるということは、行ける場所・体験などのできることが増え、新庄の魅力をより深く知ってもらえるようになります。新庄に来た人たちがより満足して、再度新庄に「来る」人たちになってくれることを期待しています。 また、東北中央自動車道が完成すれば、旅行先としての選択肢が増えます。それは、今まで新庄を訪れたことがない人もやって来る可能性がでてくるということであり、同時に競争率が上がるということでもあります。旅行先として選ばれる場所になるためにも、今までそうであったように、これからも新庄のピーアールに努めていきたいと思います。平成27年平成29年平成30年▲菅内閣官房長官への要望の様子

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